こんにちは!あしたばライターの榎本です。
突然ですが、「将来が不安すぎる…。」と思ったことはありませんか?
人生100年時代と言われ、医療技術が発達して日本人の寿命は伸びています。
一方で、政治経済の問題、災害や感染症など、「この先長い人生を生きていけるのだろうか?」という不安要素もたくさん…
特に若い人たちは、先行き不透明な世の中に、「不安でいっぱい」「不安すぎる」などの思いを抱く人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、20代の頃はそのような不安を持つひとりでした。
漠然とした不安は、そのままにしておくのではなく、整理して対策を考えることで、少しずつ薄れていきます。
本記事では、私や、私の周りの友人の話などから、日本の若者が抱える、将来に対するリアルな不安と、その対策について整理して書いてみました。
- 将来が不安すぎる!なんとか解決したい。
- 漠然とした不安感がある。お金も心配。
- なんとなくこのままでいいの?自分に自信が持てない…
という人は、何か解決のヒントが見つかるかもしれません!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
不安に感じていることを整理してみよう
「将来の不安」
言葉で表すと一言ですが、どんなことに不安を感じているのか細かく整理することで、「漠然とした不安の正体」が見えやすくなってきます。
ここでは私や、私の周りの友人の話から、日本の若者が不安に思う代表的なことを分けて挙げてみました。
① お金の不安
お金の不安は、やはり一番多いものと思います。
- 老後は年金がもらえるのか。
- 仕事の給料が減ってしまうのではないか。
- 子どもができたらどのくらいお金がかかるのだろう…。
など、人生のあらゆる場面でお金の不安はつきまといます。
そして、お金の不安の最大の悩みポイントは、周りの人に相談しにくいこと。
お金の不安は閉鎖的な空間に閉じ込められ、ますます膨らむばかり。
そんな時に、周りの人が不意に「投資をやっている」「イデコはじめたんだ〜」など、耳慣れないことを話していると、「何それ!?」「みんなもう対策をしているの?」「私だけできていない!?」など、ますますドキドキしてしまうことと思います。
② 仕事の不安
2つめは、仕事の不安です。
1つめのお金の不安にも関連しますが、
- このまま一生この仕事をやっていけるのかな
- リストラされないか心配
- 将来定年まで雇ってもらえなかったらどうしよう
など、若い人は感じることが多いのではないでしょうか。
今は大企業でも、希望退職者を募ったり、終身雇用制度成り立たなくなっていることもあるので、「将来自分もそうなるのではないか」と安心して仕事できない人も多いかと思います。
そんな時に、友達が「転職しました」「独立しました」などと言ったり、有名なYouTuberが「今の仕事にしがみついていたら終わり」と言うのを聞くと、大きな不安に駆られてしまいますよね。
③ 健康の不安
3つめは、健康の不安です。
学生時代までは、特に大きな病気もせず、健康診断も「特に異常なし」が当たり前たった人でも、年齢を重ねるごとに、健康診断の指摘が増えたり、思わぬ怪我や病気に見舞われる機会が増えてきます。
そんな時に、
- 自分はこのまま生きていけるのかな
- この体力で今の仕事を続けていけるのだろうか
- もっと大きな病気になった時にはどうなってしまうのだろう
など心配になりますよね。
私も社会人になって思わぬ大きな病気をしたことで、長い人生を生きていくためにどうすればよいか、考えるようになりました。
また、知り合いには30代で深刻なガンになった人もいます。
幸いその人は治療が功を奏し、今でも元気にしていますが、このように知人の話を聞いた時に、「自分がもしもそのような事態に見舞われたら…」という思いになる人も多いはず。
④ 孤独死の不安
孤独死という言葉がよく取り扱われるようになりました。
日本では高齢化が進み、高齢者の割合が多く、一部の地域では老人ホームへの入所も要件などが厳しく、順番待ちが多いという話も聞きます。
- 自分が年をとって動けなくなったらどうしよう
- 介護をしてもらえるのだろうか
- 周りに頼れる人がいないで、一人で死んでしまうかもしれない
- そもそも住む家があるのか
など、先々のことを想像すると、老後や将来にあまりポジティブなイメージが持てない、むしろネガティブ要素ばかり気になる…という人もいるかもしれません。
「将来が不安すぎる」人が、やっておきべきこと
ここまで、日本人の若者が不安に思う代表的なことがらを整理してきました。
ここからは、それぞれどのようにすると不安が減るか、その対策を書いていきます。
お金の不安がある人は、お金を貯める
お金の不安の対策としては、「お金を貯める」。
これが一番の王道だと思います。
ポイントとしては、「正攻法で貯める」こと。
世の中には、お金の不安でいっぱいな人を騙そうとする様々な誘惑が待ち受けています。
例えば、
- これをすれば一発逆転
- 資産が何十倍にも増える、秘密の方法
- ◯◯ビジネスであなたも億万長者!
など、インターネットで調べればいくらでも出てきますが、中には怪しい勧誘や、詐欺のようなものも多く、詐欺まで行かなくても、「お金の知識がない人に商品を売りつけてしまおう」という心無い人も。
不安がいっぱいな人は、そのような話に目を向けやすいので、注意が必要です。
私も何度か危うい目にあったり、痛い思いをしたこともありました。
そのような経験から感じたことは、「お金のことで将来が不安すぎる人」は、まず、
- お金の知識をつける
- とにかく貯金をする
- 自分で判断できる力を付ける
- 中立的にアドバイスをくれる人に話を聞いてもらう
ここから始めるのが良いと思います。
わからないまま何かに飛びつくのではなく、自分で分かるようになると不安も少しずつ減ってきます。
貯金が増えて、自分の知識や不安が解消されてきたら、信頼できる人に相談しながら、投資などをはじめてみると、より不安が解消されていきますよ。
仕事の不安がある人は、スキルを身に着ける
仕事の不安がある人は、まず、「本当にその不安が適切なものなのか」、周りの人に影響されているだけではないのか、ということをもう一度見極めましょう。
特に自分の仕事内容やスキル、会社の状況に不安がない人は、周りに流されて不利な転職などをしないためにも、「自分が周りに空気に煽られているだけではないか」というリスクも一方で頭に入れておいた方がよいかもしれません。
その上で、「やはり不安がある」と思う人は、まず「スキルを身に着ける」ここから始めるのが良いと思います。
例えばですが、
- 資格をとってみる
- どんなスキルが社会で求められているかリサーチする
- 勉強したことをアウトプットしたり、勉強仲間をつくる
などです。
ちょっと周りが見えてきたら、自分のスキルを活かして副業を始めてみても良いでしょう。
「会社以外で自分の力で1円でもお金を稼ぐ」という体験は、将来にとって大きな自信になりますし、思わぬビジネスになって人生の転機が訪れたという友人もいます。
また、勉強していたことが偶然本業で活躍し、昇格したという話もあります。
大切なのは、
- いくつになっても小さなことにトライすること
- 自分のスキルを常に棚卸すること
- チャンスがやってきたときに手を上げられるようにしておくこと
人生何が起きるかわからないですよ!
健康の不安がある人は、健康診断を受ける
「健康の不安がある人は、毎年しっかり健康診断を受けましょう。」
というのはかなり当たり前の話なのですが、
健康診断を受けるだけでなく、
- 引っかかったらきちんと再検査を受ける
- 健診以外でも気になる症状があれば都度病院に行く
ということも大切です。
また、女性の場合は乳がんや子宮頸がんになる人も少なくないので、会社の健康診断の項目に入っていなくても、受けるようにした方がよいでしょう。
私の友人や同僚でも、若くして乳がんや子宮頸がんになった人がいました。
お住まいの市町村発行のクーポンなどがある可能性もありますので、調べてみるとお得に検診が受けられることもありますよ。
また、必要に応じて医療保険やガン保険に加入するのも不安の解消になるでしょう。
孤独死の不安がある人は、周りとのつながりをつくる
孤独死の不安は、若い人にとっては先の問題のようにも思えますが、考えると重い問題でもあります。
一方で、以下の対策を知っておくと、少し不安も和らぐかと思います。
- 相談できる友人、知人、パートナーのつながりをつくっておく
- 趣味や地域でのつながりをつくる
- 見守りサービスの存在を知る
特に、最近では訪問介護や、弁当の宅配サービスに見守りサービスがついたものがあったりと、一人で暮らしていたとしても安心できるサービスがたくさんあります。
このような存在を知っておくだけでも、全く孤独になってしまうことはないのだな、という気持ちになれますよね。
また、いつでも連絡を取り合える人とのつながりを作っておくのも大切です。
趣味や地域での寄り合いも、認知症予防にもなり、老後の人生を豊かにしてくれるのでおすすめですよ。
まとめ
以上、「将来が不安すぎる人が、今やっておくべきこと」についてお伝えしてきました。
・お金の不安がある人は、お金を貯める
・仕事の不安がある人は、スキルを身に着ける
・健康の不安がある人は、健康診断を受ける
・孤独死の不安がある人は、周りとのつながりをつくる
とてもシンプルなことではありますが、ひとつひとつ対策をすることで漠然とした不安が解消されていきます。
また、信頼できる相談相手を見つけるのもよいですね。
ちなみに、相談相手に選ぶのは、「ネットで知り合った人」や、「友達の友達の紹介」ではなく、
- きちんとした相談会社の人
- ファイナンシャルプランナーなどの資格を持った人
などを選ぶと良いと思います。
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
(あしたばライター・榎本直)
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