こんにちは!あしたばライターの榎本です。
突然ですが、「お家に眠っている外貨」はありませんか?
「海外旅行の時に外貨を余って持って帰ってきてしまったけれど、片付けしたい。でもどうすれば…」
そんなお悩みがありましたら、ユニセフに寄付してみるのはいかがでしょうか?
私も家に眠っている外貨を片付けられなくて困っていたので、ユニセフに寄付してみました!
今回は、その時のことを書いてみようと思います。
余った外貨の使いみち
まず、余った外貨の使いみちとして、寄付する前に有効に使う方法はないか調べたので、ご紹介します!
両替してもらう
SMBC信託銀行、横浜銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行などの銀行、その他大黒屋などで、外貨の両替サービスを実施しています。
両替して日本円にできるならそれに越したことはないですよね!
ただし、いくつかの懸念点もあります。
- 空港の近くや大型の店舗でないと両替対応していない場合がある
- 紙幣のみで硬貨に対応していない場合がある
- マイナー通貨に対応していない場合がある
私の場合、
- 手持ちの外貨に硬貨が多かった
- マイナー通貨も持っていた
ため、銀行などの両替サービスは使えませんでした。
もしも両替サービスを使いたい場合は、「お手持ちの外貨の取り扱いがあるか」「近くの店舗で両替対応しているか」を調べてからご利用するとよいと思います!
ポケットチェンジを使う
ポケットチェンジとは、外貨を両替できる便利なマシンです。
一部硬貨にも対応しているため、「硬貨ばっかり持っている」という人も気軽に利用できる利点があります。
2021年2月現在、日本円・米ドル・ユーロ・中国元・韓国ウォン・台湾ドル・シンガポールドル・香港ドル・タイバーツ・ベトナムドンの10通貨に対応しています。(一部紙幣のみ)
しかも、現金だけではなく、Suicaやamazonギフト券などの、「ギフトコードや電子マネー」にも交換できます。
キャッシュレスの時代には嬉しいサービスですよね。
一方で、ポケットチェンジにはデメリットもあります。
それは、設置場所が限られているところ。
例えば、あしたばさんのある神奈川県では、川崎と横浜にそれぞれ1つずつ、計2つしか設置がなく、他の地方ではもっと設置が少なくなっています。
私もポケットチェンジを知った時は、「いいじゃんこれ!使おう!」と思ったのですが、
- 家から設置場所が遠い
- そこまで行く交通費と労力を考えると二の足をふむ
- コロナ禍で電車に乗って遠くに行くのは控えたい
という理由で、結局使いませんでした…。
便利なサービスですので、もう少し設置場所が増えてくるといいですね!
余った外貨をユニセフに寄付してみた
結局私は両替することを諦め、お掃除のたびに「外貨をどうするか…。」と悩む日々でした。
でも、「お金だから粗末にはしたくない…」と思っていたある日、「ユニセフに寄付をする」という方法を見つけました!
ユニセフ(国連児童基金)は、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関で、保健、栄養、水と衛生、教育、暴力や搾取からの保護、HIV/エイズなどについての支援をしています。
外貨の整理ができて、子どもたちへの支援もできるなんて、素敵ですよね。
寄付の方法
寄付の方法は、いくつかあります。
- 国内主要国際空港に設置されている募金箱に入れる
- 三井住友銀行、JTBグループ、毎日新聞社に設置されている募金箱に入れる
- JAL機内の封筒に入れる
- 郵送または宅配便で送る
私は今回、2の三井住友銀行の募金箱に入れに行くことにしました。
実際に行ってみた
実際に三井住友銀行に行った時のことをレポートしたいと思います。
実は私、三井住友銀行を使ってなかったので、入るのははじめて。
勝手がわからないため、ちょっとおどおどしながら入りました。
私の行った支店では、募金箱が目につくところに置いてあるわけではなく、窓口の奥に保管されているようでした。
コンビニの募金箱のように気軽に入れられると思っていた私は、募金箱がなく動揺。
仕方なく、窓口の近くの係の方に恐る恐る聞いてみました。
今思うと完全に挙動不審な人だったと思いますが、問いかけの内容を聞いて、
係の人はすぐにニッコリし、「外貨の募金ですね!どうもありがとうございます。どうぞこちらでお待ちください!」と通してくださいました。
その後、募金箱を持ってきてくださり、募金は無事終了。
家にあった外貨はきれいに片付きました。
帰り際には、「ありがとうございました!」と満面の笑みで言われ、「大した額でもないのに申し訳ないな…」と思いましたが、ちょっといいことをした気分になりました。
寄付をする際の注意点
余った外貨をユニセフに寄付をする際には、注意点もあります。
- 現在流通している通貨のみしか寄付できない
- 受領証はもらえるが、金額を書かれたものはもらえない
- 使途を指定することはできない
大きく分けるとこの3点です。
寄付金として確定申告したいという人には向いていないと言えます。
通貨は現在流通しているもののみとなっており、ますが、逆に言うと流通している通貨は募金できるので、マイナー通貨も有効活用することができます。
実は私の持っていた通貨の中には、トルコリラが含まれていました。
トルコリラは、近場の銀行やポケットチェンジなどでほとんど両替の取り扱いがないので、募金という形で活用できて大変助かりました。
また、使途を指定することはできないので、その点はユニセフにおまかせしましょう。
逆に、
- 寄付金として控除を受けたい方
- 使途を指定したい方
- 外貨コイン募金をきっかけに募金活動に興味を持った方
は、ユニセフや他の団体の寄付を調べて、金額付きの領収書を発行してくれる寄付を探してもよいかもしれませんね。
まとめ
コロナ禍で海外に行く機会が減り、家にある余った外貨の置き場所に困ることも多いと思います。
私のように、硬貨しかなかったり、マイナー通貨だった場合、両替するのも難しく、有効活用に悩んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、こういう時こそ、普段の使っていないお金ということで、「人のために使ってみる」というのもよいのではないでしょうか。
お金は、自分を物質的に豊かにしてくれるだけでなく、社会とのつながりや関わりについて考えさせてくれるツールでもあります。
世界中が危機にさらされているこんな時代だからこそ、もしお家に余った外貨がある場合は、ぜひそれをきっかけに、「自分の周りに目を向けてみる」のもよいのではないでしょうか。
(あしたばライター・榎本)
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