こんにちは!あしたばライターの榎本です。
- お給料が入ると全部使ってしまう
- 自分が何にいくら使っているか、いまいちよくわかっていない
- 給料日前にあわてて貯金をおろすことが多い
突然ですが、これに当てはまると思った人は要注意!
あなたは「お金をあればあるだけ使ってしまう人」かもしれません。
かつて私は、これがあてはまる「お金あるだけ使っちゃう星人」でした。
なんとなく、「毎月の収支があっていない、使いすぎている…」とは感じていましたが、現実から目を背け、対策は立てないまま…。
そんな私も、たった3つのことをやっただけで、「お金あるだけ使っちゃう星人」を脱出することができたんです!
今回はその方法についてお伝えしていきたいと思います。
「お金をあるだけ使ってしまう人」が直面する問題
お金をあるだけ使ってしまう人は、具体的にどのような問題に直面するのでしょうか?
例を挙げてみます。
いざというときにお金がなくて困る
「お金をあるだけ使ってしまう人」は、常に貯金がない状況ですので、「いざお金が必要!」という時に使うお金がなくて困ってしまいます。
例えば、
- 転職したい
- 病気や事故で仕事ができなくなった
- 結婚した、子どもが生まれた
- 介護が必要になった
このような場面では、大きなお金が必要となるので、貯金があればさまざまな選択肢が広がりますよね。
また、病気や事故、介護などは、意図せず突然やってくるもの。
「その時」がやってきて焦らないためにも、ある程度のお金は蓄えておきたいものです。
老後にお金が少なくて困る
2つ目は、老後についてです。
「老後資金2000万円問題」なども、以前話題になりましたね。
退職後は収入が減りますので、楽しく充実した老後の人生を送るには、年金以外にも少し余裕資金があったほうがよいと言われています。
- 旅行に誘われた
- 家の外壁が壊れた
- 孫へのランドセルのプレゼント
など、年齢を重ねてからも意外とお金がかかることは多いです。
また、今お金を使って楽しんでいる人ほど、その生活水準を下げないためにも、ある程度の貯蓄があったほうがよいでしょう。
「お金をあるだけ使ってしまう人」が今すぐやるべき、たった3つのこと
ここからは、私が「お金あるだけ使っちゃう星人」を脱出するためにやったこと3つをお伝えします。
3つとも、とても簡単なことなのでぜひチェックしてくださいね!
① 自分が何にいくら使っているかを知る
まずは、「自分が何にいくら使っているか」現実を直視するところから始めます。
実はこれが一番難しいかもしれません。
現実を見るのは多少の勇気がいりますが、お金のモヤモヤが晴れるので、勇気を出して始めましょう!
このとき、きっちりと一円単位で家計簿をつける必要はありません。
例えば、
家賃 | 6万円 |
水光熱費代 | 1万円 |
食費 | 1.5万円 |
携帯料金 | 0.5万円 |
交通費 | 0.5万円 |
日用品 | 0.5万円 |
…という感じで、ざっくりといくら使っているかを洗い出します。
② 固定費と変動費を把握しよう
自分がいくらお金を使っているか把握したら、項目を、固定費と変動費に分けましょう。
固定費は、
- 家賃
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 携帯代
- 保険料
など、毎月決まった金額が出ていく項目のことです。
例えば、携帯料金・電気代・保険料を契約し直すなど、固定費を見直すだけでも節約をすることができます。
続いて変動費です。
変動費は、固定費以外のお金で、
- 食費
- 交際費
- 日用品
など、毎月使う金額が変動する項目のことです。
「お金あるだけ使っちゃう星人」は、この「変動費」で使いすぎてしまっていることが多いです!
お財布の中にレシートがある人は、全て細かく計算する必要はありませんが、普段何を買っていることが多いか、ざっと眺めてみましょう。
意外と意識していないところで、「こんなにお菓子買っていたんだ!」とか、「毎日コンビニでついついコーヒーを買っているな」など、日々の小さな出費の積み重ねに気づくことができます。
③ 先取り貯蓄をする
自分が何にいくら使っているか、固定費と変動費を把握したら、先取り貯蓄の計画をたてましょう。
「先取り貯蓄」とは、お給料が入った後すぐに、貯蓄分を別の口座に移すなどして、使わないようにすること。
これを徹底することで、「今残っているお金の中でやりくりする」ようになるので、お金をあるだけ使ってしまう人でも自然とお金が貯まっていきます。
ポイントは、給料日に自動で天引きになるよう設定し、自分で操作しなくても良いようにすること。
自動で天引きして貯蓄するのは、銀行の定期積立預金などを利用して、簡単に設定することができます。
私はこの「先取り貯蓄」を始めたことで安定して貯金ができるようになり、「お金あるだけ使っちゃう星人」を脱出することができました。
先取り貯蓄を設定した後は、手元に残った収入の中で、いかにやりくりするかを考えましょう。
まとめ
以上、「お金をあるだけ使ってしまう人が今すぐやるべきたった3つのこと」についてお伝えしてきました。
① 自分が何にいくら使っているかを知る
② 固定費と変動費を把握する
③ 先取り貯蓄をする
そうはいっても、
- いくら貯金していいのかわからない
- 自分の手取りだといくらくらいみんな貯金しているの?
- 周りの人にはなかなか相談できない…
という疑問も出てきますよね。
そんな時は、FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談してみましょう!
自分の年齢や手取り年収、生活背景に合わせて、貯蓄の計画や固定費、変動費の節約についても相談に乗ってくれますよ。
お家にいる時間が多い今こそ、家計を見直すにはもってこいの時期。
この機会に、「お金あるだけ使っちゃう星人」を脱出してしまいましょう!
こちらの記事がお役に立ちましたら幸いです。
(あしたばライター・榎本直)
弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、iDeCo/イデコやつみたてNISA、企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています。
収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なiDeCo・つみたてNISA等の活用法と注意点」から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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