こんにちは、あしたばライターの桜木です。
子供たちにとっての正月のビックイベント、お年玉!
ご家庭の事情や子供の年齢によって、その金額はさまざまですよね。
「お年玉の相場ってある?」
「だいたい世間では、どのくらい渡してるの?」
そんな疑問に向き合っていきたいとおもいます!
この記事を読めば、リアルなお年玉事情が分かるようになりますよ。
そもそもお年玉って、何のため?
お年玉は実は「神様の魂」なんだそうです。
古来の日本人の考えとして、
「一年の初めであるお正月に飾り付けをして神様を迎える。そのお返しに神様が新しい魂を分け与えてくださり、その一年健康に暮らすことができる」
というものがあります。
それを「見える化」したのがお年玉ですね。
代表である一家のお父さんが魂を受け取り、お金やプレゼントして子供たちに分け与えたことからお年玉ができ、現在にいたります。
奥がふかいですね️~
お年玉の平均金額
では実際に、子供たちは毎年いくらのお正月を受け取っているのでしょうか?
住信SBIネット銀行のアンケート調査結果*を参考にみてみると、
出典: 住信SBIネット銀行「2020年・お年玉に関する意識調査」
との調査結果となっていました。
1つ1つ見ておきましょう。
小学生未満・・・1,000円以下
個人的には小学生未満にお年玉は必要ないとは思いますが、やはり調査結果を見てみても、1,000円以下という結果になっていました。
まだお金の大切さや使い方など理解するのは難しいと思いますので、硬貨のほうが喜んでくれたり、かわいいポチ袋のほうが嬉しかったりすると思います。
深く考えずに気軽に渡せる年齢でもありますよね。
小学生低学年・・・3,000円
低学年もまだまだ少額でいいとは思いますが、そろそろお金の使い方を日常生活で学ぶ年頃になってきていると思います。
友達と駄菓子屋さんでお菓子を買うことも小学校に入ったら経験すると思うので、3,000円という金額は自分で計画を立てて使えそうですよね。
また「学年×1,000円」と決めているご家庭も多いそうなので、「3年生×1,000円」で3,000円が上限になっていることも納得です。
小学生高学年・・・5,000円
小学生高学年にもなってくると、男の子は欲しいゲームがでてきたり女の子はおしゃれに気を付けるようになってきたり、色々お金が必要な場面がでてきますね。
もうこの年齢になれば、今まではお年玉を親に渡していた子も、自分で管理したくなる年頃ではないでしょうか。
中学生・・・5,000~10,000円
中学生になるとドーンと上限が10,000円まで上がります。
ますますお洒落に興味を持ってお化粧品がほしくなったり、かっこいい靴が欲しくなったりするかもしれません。
まだバイトもできないので、リアルにお年玉の有難みが感じられる年代といっても良いでしょう。
高校生・大学生・・・10,000円
高校生・大学生の上限も10,000円という結果になっていました。
高校生・大学生はバイトができる年齢になるということもあり、(もちろん規則や勉強で出来ない子もいますが)
1万円を稼ぐことがどれだけ大変なことか実体験にて感じることができるはずです。
社会にでる準備としてお年玉も自分でしっかり管理できるようになってほしいですよね。
そしてこの結果を見てみると、お年玉は10,000円がピークでそれ以上は上がらないということが伺えます。
お年玉を渡す金額はどれだけ上がっても10,000円までのようですね。
今年は?コロナ禍でのお年玉事情
今年は新型コロナウイルスのため多くの人が帰省をとりやめているため、お正月に親戚に集まるということが例年より難しくなっていますよね。
かといって、それを理由に子供たちが楽しみにしているお年玉を受け取れないのも、心が痛みます。
今年は「振込」や「現金書留*」を利用するか、
キャッシュレスブームに合わせて「電子マネー」をお年玉として利用するなど、色々と工夫が必要になりそうですね。
筆者も今年は帰省を断念した1人でありますが、子供たちのお年玉は事前に母が送ってくれたのでお正月になったら代わりに渡したいと考えております。
※ご存知の方が多いかと思いますが、現金を普通郵便で送ることはできませんのでご注意ください。(郵便法で禁じられているため)
まとめ
今回はお年玉の事情についてお話してきました。
それぞれの家庭で様々な考え方や状況がありますので、何が正解というのはないと思います。
ただお年玉を受け取った子供たちに感謝の気持ちが芽生えること、お金の大切さを教えることという意味では有意義であると思います。
余談ですが筆者は子供たちにお年玉の1部をドルで渡しております。
円だけが通貨ではないこと、円が下がったときにドルの動きがどうなるかを実態として感じられるということで自然に為替をチェックし、世界情勢に興味をもってくれるのでは・・と勝手に期待しているだけですが。(笑)
いずれにしてもお年玉は「こうあるべき」「いくらでなければならない」という決まりもありません。
各ご家庭で相談されて、親御さんの無理のない範囲で楽しいお正月を迎えられることが1番だと思います。
この記事がすこしでも皆さんのご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(執筆者:あしたばライター・桜木)
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