「FP相談…興味があるけどどんな感じなんだろう」
「家のお金のこと、今のままでいいか不安…」
今回はそういった方へ向けの、実際にFP相談をした体験談です。
私自身FPの資格を取得していますが実際にFPとして働いた経験はなく、知識があっても
我が家のお金のことはこれでいいのか…と不安や疑問でいっぱい。そんな折、ライターをしているご縁で「FPオフィス『あしたば』」でFP相談をすることになりました。
一言で感想を述べるならば「もっと早く相談すればよかった!」。
FP相談に興味がある方、家計や資産形成について不安がある方は、是非この記事を読んで相談するきっかけとなれば幸いです。
相談に至ったきっかけ
まずは相談に至ったきっかけから。
結婚して子どもも生まれ、これからは「なんとなく貯めていく」のではなくもっと将来を見据えてお金の計画を立てなければ!と、近頃は家計を整えることに注力しておりました。
しかし、「教育費は子ども1人あたり1000万円」「老後資金2000万円」など、ネットで必要額を調べると不安は増すばかり。
果たして我が家は今のままでいいのだろうか…効率的に貯める方法や、夫婦の保険のバランスは…?色々考えてもわからないからプロの力を借りたい!と思ったことがきっかけです。
「独立系FP」と「企業内FP」
いざFP相談をしてみよう、と思ったとき、相談先はざっくりと「独立系FP」と「企業内FP」に分かれます。
独立系というのは文字通り企業に属していないFP事務所、企業内というのはどこかの企業に属しているFPで、例えば保険会社や不動産会社などで「無料FP相談受付中」という文言を見かけることも多いのではないでしょうか。
「独立系FP」を選んだ理由
実は以前、家の購入を検討した時に不動産会社経由で無料のFP相談を受けたことがあります。
紹介された家の購入を予算オーバーを理由に断った際、「よければ一度FP相談を受けてみませんか」とおすすめしていただいたことがきっかけです。
その時に感じたのは、「家の購入ありきで話が進んでいく」ということ。
「今の年収でも十分この家を購入することは可能です」「今の支出をこのくらいに抑えられれば問題なく貯金もしていけます」という言葉とともにシミュレーションがなされましたが、そのプランでは生活費やお小遣いに回せるお金がぐっと抑えられており、そこから想定される日々はその時点での暮らしとはかけ離れたものでした。
もちろんそれが悪いわけではなく、「この家を買うためにどうしたらいいか相談したい」、という前提での相談ならば問題ありません。さらに、多くの場合無料でライフプランやキャッシュフロー表を作成してもらえるなどのメリットもあります。
しかし、個人的には家の購入ありきで考えるのではなく、現状のお金の使い方や資産形成の相談をし、その上で家の購入を検討したかったため、企業系FPへの相談ではニーズに合わないのではないか…と思い、
次回相談する時は商品を介さずフラットな目線で多角的に相談に乗ってもらえるよう独立系FPに相談しよう、と考えていました。
相談の流れ
私が相談した時の流れはざっくりこのような感じでした。
・オンライン面談を選択
・メールで送られてくる事前ヒアリングフォームを記入
・ZOOMにて1回目の面談(90分程度)
・ZOOMにて2回目の面談(1回目で紹介されたいくつかの非課税制度・金融商品のうち、保険商品について詳しく聞きたかったため)(90分程度)
・おすすめしていただいた保険に加入することにしたため、次回オンラインで契約予定
※相談内容によって回数や時間、料金は変動します
オンラインで全て完結
コロナ禍である現在、相談はすべてオンラインで完結します。
申し込み後はメールで送られてくる「事前ヒアリングフォーム」に回答を記入し、当日はZOOMでの面談となります。
我が家には1歳児がいるので、現地に赴き面談中じっとさせておく…ということは難しい状況。オンライン面談ができるのは大変ありがたいです。
どんなことを聞かれる?
今回の私の相談は「今の預貯金の額ってどうですか?」「資産形成ってどうしたらいいですか?」という非常にざっくりとしたもの。
ちなみに、日々のやりくりや支出の問題点などについては夫婦でじっくり話し合って決めたばかりだったため、(これ以上考える気力が湧かず)今回は相談しませんでした。
FPさんからの質問は「現状の資産や積立状況」「夫婦の年収」から始まりましたが、お金のことはこれぐらいで終了。
その後は「これからどんな働き方をしたいですか?」「近い将来から遠い将来まで、やりたいことや欲しいものはありますか?」「ご実家はどちらでしたっけ?」といった、世間話に近いような内容で、質問に答えるというよりは会話のラリーが続くような形で相談は進んでいきました。
あれ?もっと「何にお金を使っていますか?」とか「保険の内容を詳しく教えてください」とか聞かれると思ってたから、ちょっとびっくり…(もちろん相談内容によってはそういった質問もあると思います)。
そこで出された答えは…
和やかに面談は進んでいき、いざ私の相談に対する回答はというと…
「現金は十分に貯まっているので、これからの貯金はどんどんNISAなどを活用して投資に回していいと思います」
「老後の資金を心配していましたが、ご夫婦ともに資格を活かして長く働きたいということなので、現時点でそこまで貯めよう!と思わなくても大丈夫」
「家族構成を考えると少し保障が弱いので、資産形成と万が一の保障を兼ねる変額保険に、“学資保険代わり”で加入するのも一つの手です」
などと、次々に明確なアドバイスが出てきました。
あの会話からなんでこんな回答が!?と驚いてしまうくらい。
もちろんこの回答の裏付けも詳しくお話していただき、納得感もありました。
FP相談後に実行したこと
FP相談後に夫婦で話し合い、アドバイスを基にいくつかのことを実行に移しました。
今後の貯金額の一部を投資に
「今後の貯蓄は全て投資に回してもいいのでは」というアドバイスを頂きましたが、筆者は現状育休中、今後も時短勤務で収入減少が見込まれるためもう少し現金を貯めたい、という意見は夫婦で一致(お互い心配性という面もあります)。
しかし、以前「あしたば」のセミナーでも聞いた、投資は「早く始めて長くやる」という鉄則を踏まえ、今後の貯金額の半分はNISA口座を開設し投資に回すことにしました。
「車の購入」や「海外旅行」に充てる予定の資金が主なので、「増えなかったら使うのを先延ばしに出来る」というのが心配性の我々でも踏み切れた理由です。
※「あしたば」を経由してNISA口座を開設することもできると案内されましたが、既にネット証券で開設を済ませていたため、そこで投資することにしました。
変額保険に加入
掛け捨ての医療保険しか加入していなかった我が家。夫は団信保険に加入しており、夫に万が一のことがあれば家のローン部分が免除になりますが、私に万が一のことがあったら…共働きなのに大変なことになります。
ということで、アドバイス通り有期型の変額保険に加入することにしました。
こちらは運用実績によって保険金の一部や解約返戻金が変動する保険です。
解約返戻金・満期保険金に最低保証がないというリスクもありますが、万が一の場合の基本保険金額は一定であること、解約返戻金・満期保険金は子どもの学費に充てることを考えており長期運用となるため増額も望めつつ、使いたいタイミングで運用が上手くいっていなければ一旦老後資金等でカバーし運用を続けるなど、リスクヘッジも可能だという考えで加入に至っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。FP相談について、「強引に保険や投資商品を買わされるのでは…」という不安を抱いている方も多いと耳にしますが、ここではそういったことは全くありません。
もちろん具体的な商品の提案もしていただけますが、無理に加入を促すものではなく「今の家族構成やご希望に合っていると思いますよ」というような、「おすすめ」という形です。実際にどうするかは自身でじっくり考えて決めることができます。
(前述の通りNISA口座は開設済みでしたが、自社への切り替えを強要されることもなく、好印象でした!)
「お金」についての知識は、とても重要であるにも関わらず能動的に学ばなければなかなか得る機会がないもの。一度相談してみるだけでも、知識や選択肢が広がります。この記事が、お金について少しでも不安や疑問を抱いている方のFP相談のきっかけになれば幸いです。
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