一般生活者の方のレポート

30代からの老後の資産形成、誰に相談するべき?

30代になって貯金も少し増え、老後資金をどうしていこう?と気になる人も多いですよね。

一方、「気になるけれど誰に相談していいかわからない」という人もいるはず。

2年前の私がそうでした。

特に30代って、周りに資産形成を本格的に始めている人がいたり、いなかったり…。

なかなか相談相手が見つかりにくい人も多いかもしれません。

できれば、老後も楽しく、生活に困らず生活したいもの。

こちらの記事では、30代の私が2年間「資産形成をどうするか」いろいろな人に相談した経験をもとに、

  • 30代からの老後の資産形成って誰に相談すればいいの?
  • どんな人なら安心して相談できる?

という疑問についてお伝えしたいと思います。

そもそも老後資金ってどうやってつくるの?という疑問

以前、「老後資金2000万円問題」なんて話題になりましたね。

私もこのニュースを聞いてビビってしまったひとりです。

そこで私は資産形成について自分で色々と調べてみたのですが…

どうにも自分だけではわからない疑問が出てきました。

  • 自分はいくら年金がもらえるの?
  • 老後の資産ってどうやって蓄えていくの?
  • 貯金だけじゃだめ?NISAとかiDeCoとかよくわからない…

こんな疑問です。

相談してもいまいち解決しなかったパターン

早速私は、疑問を解消するために、いろんな人に相談しまくるところから始めました!

その中で、いまいち解決しなかった…というパターンを2つご紹介します。

まずは身近な人生の先輩、両親に相談してみました。

「とりあえず手堅く貯金しておけばいいんじゃない?」

投資は危ないからやめたほうがいいよ」

これが両親の回答でした(笑)

今思うと、親も聞かれて困ったかと思います。

というのも、

親世代が30代の時って、今とは経済や年金制度の状況、銀行の金利などが全然違ったんですよね。

今は令和の時代、銀行の金利も低いですし、物価も上がっていますから、貯金しておくだけではお金の価値が目減りしてしまう…と言われています。

また、給与の大幅な上昇が見込めない場合、そもそも「貯金だけで老後の資産を形成するのは、どう頑張っても難しい」という方も多いのではないでしょうか。

私もそのことを理解していたので、結局これ以上は親に相談できず、別の人を探すことにしました。

もちろん、親が金融機関に勤めていたり、お金について詳しければ、相談する価値はあると思いますよ!

職場の先輩の知人の保険屋さん

次に、職場の先輩に話をしたところ、「私の知り合いにいい人がいるよ!」とおすすめされたので、会ってみることに。

紹介されたのは、保険を取り扱う会社のFPの人。

老後の資産形成について相談すると、とある外貨建ての保険をひとつ、強くおすすめされました。

自分ではよくわからない内容の保険だったし、質問しても思うような答えが得られないので、「どうしたものか」と困ったものの、

「職場の先輩の知り合いならきっと大丈夫かな?」という浅はかな判断で、おすすめされた保険に加入してしまったのです。

今思うと、「職場の先輩への気遣い」を無意識にしてしまっていたと思います。

後から、この保険は自分に合ったものではないと知り、大変損をすることに。

職場の先輩や、ご近所さんなどに関係している場合、商品を勧められた時に断りづらくなってしまいますよね。

相談する前は、自分の性格も含めて一度よく考えてからにした方がよいと感じました。

また、保険屋さんやFPさんでも、ひとつの商品だけを強くおすすめしてくる場合は、

自分で比較して客観的に判断ができないので、焦って契約せずに、他に相談できる人を探すことをおすすめします。

相談してよかったはこんな人!

ここまで1年ほど、お金の相談については失敗を繰り返してしまった私。

最後にたどり着いたのは、あしたばのFPさん。

ついに相談をして、心から納得することができました!

その時の経験をもとに、どんな基準で相談する人を選ぶと良いか、3つにまとめてみました。

①自分の状況を聞いて、今できることを教えてくれる人に相談しよう

今まで様々な人に相談してきましたが、

「いくらくらい毎月貯めれば(投資すれば)いいんですか?」

と聞いた時に、

「逆にいくら投資できますか?」

と聞き返されることがありました。

これだと、自分の疑問が解消されないばかりか、

「少ない額を言ったら恥ずかしいかな…?」というバイアスがかかってしまうため、ちょっと背伸びして答えてしまったりします。

逆に、自分の収入や生活費などを細かくヒアリングして、

「あなたの現在の状況でしたらこのくらい積み立てるのがいいですよ」

と言ってくれるFPさんは頼れる存在です。

特に、30代は、「結婚するかしないか」、「住宅を購入するかしないか」など、人生の分かれ道がたくさんある時期

どのような道に進んでも、大きなリスクを抱えずに安心して資産形成できるように、「一緒に戦略を練ってくれる人」が必要です。

②様々な選択肢を与えてくれる人に相談しよう

前述したように、ひとつの商品を強くおすすめしてくる人の場合、比較対象がないので

「自分にとって本当に合っているのか?」判断しにくいですよね。

そのような場合、「他の商品はないですか」と聞いてみましょう。

いくつかの方法を提示してくれて、そのメリットやデメリットも解説してくれるFPさんは、「お客さんが本当に必要なもの」を選べるようにしてくれていると言えます。

このような人だったら、きっと自分にとってベストな選択を一緒に探してくれること間違いなし。

③納得いくまで説明してくれる人に相談しよう

資産形成って、わかりにくいことがたくさんありますよね。

NISA、iDeCo、ドルコスト平均法など、難しい言葉もしばしば。

うっかりすると、よくわからないまま契約してしまって、私のように大失敗することもあるので注意です!

「わからないことは、納得いくまで説明してもらう。」

これが、契約の大前提だと、私は身をもって学びました。

相談の際はぜひ、たくさん質問してみましょう。

そして、「質問しても納得のいくまで丁寧に説明してくれる人」を選ぶこと、これがとても大切です。

まとめ

30代って、ふと将来について、改まって考えてしまう年代でもありますよね。

ニュースでは日々さまざまなことが言われていて、「何かしなければ」「今のままでいいのかな」と焦る気持ちも出てくるかと思います。

でも、自分のお金は「とっても大切なもの」ですので、安易に人にすすめられたものに契約するのではなく、

冷静になって、「信頼できる人に納得できるまで相談すること」が大切

もしこちらの記事が少しでも資産形成を考えている30代の方のお役に立ちましたら幸いです。

(あしたばライター・榎本直)

弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、iDeCo/イデコやつみたてNISA、企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています

収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なiDeCo・つみたてNISA等の活用法と注意点から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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