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【新型コロナ】自宅療養は医療保険の給付対象?

「新型コロナウイルスに感染した時は、医療保険や共済から給付金ってもらえるの?」

「入院せずにホテルや自宅で療養した場合も、給付金がもらえるって本当?

この記事は、そんな疑問をお持ちの方向けの内容です。(2~3分程度でお読みいただけます)

新型コロナウイルスの感染拡大により、1都3県に緊急事態宣言が発令され、更に対象地域が拡大されています。

これだけ急拡大してくると、ご親族やご同僚・ご友人など身近なところで「感染者」「濃厚接触者」が出ているケースも多いのではないでしょうか。

新型コロナのお金に関することでご質問をいただくのが、「医療保険(共済)」について。

そこで今回は、「身近な人が新型コロナに感染した場合」を想定し、「医療保険の給付金が出るかどうか」を解説します。

新型コロナによる入院・手術は、医療保険(共済)の給付対象

民間の保険会社や共済等で加入する医療保険(共済)。

世代・性別を問わず広く普及しており、加入率は70%を超えています。

医療保険は、病気・ケガを問わず「入院」または「手術」をした時に給付金を受け取ることができる商品が一般的で、

今もなお猛威を振るう新型コロナウイルスに感染した場合の入院・手術も、対象になります。

臨時施設や自宅での療養も、給付の対象になり得る

ただ、そこで疑問になるのが「ホテルなどの臨時施設や自宅での療養」を指示されたケース。

入院も手術もしていないから、給付金は出ないでしょ

と考える方が多いと思いますが、実はほとんどの医療保険・共済で対象になるのです!

また、それ以外にも新型コロナウイルスについては各種特例対応があります。

具体的にどのようなケースで、どのような給付金が支払われる可能性があるのか、

弊社で取り扱いのある保険会社の「新型コロナウイルスに感染した場合の医療保険の取り扱い(2021年1月12日現在)」を見てみましょう。

新型コロナに関する各保険会社の取り扱い(一例)

入院給付金が対象になるかどうか

通常、医療保険(共済)は実際に医療機関で「入院」していない限り、入院給付金が支払われることはありません。

しかし、今般の新型コロナウイルスについては医療体制の逼迫から「入院相当でもホテルなどの臨時施設や自宅での療養を指示される」ケースがあるため、

特例として医療機関以外での療養も「入院とみなして給付金を支払う」という対応を各保険会社(共済)がしています。

実例は下記の通り。

オリックス生命

「新型コロナウイルス感染症」と診断され、自宅や臨時施設等(医療機関と同等とみなせる施設)にて、医師の管理下による療養を受けた場合は、医師等が証明した期間について疾病入院給付金をお支払いいたします。

三井住友海上あいおい生命

「新型コロナウイルス感染症」は疾病に該当するため、給付金等の支払対象となります。

アクサ生命

新型コロナウイルス感染症に罹患されたお客さまへの入院給付金のお支払いについて、医療機関の事情等により、医師の指示で、ご自宅またはその他病院等と同等とみなされる施設(ホテル等の滞在型施設)で治療を受けられた場合も、その治療期間に関する医師の証明書等をご提出いただくことで、入院給付金のお支払い対象としてお取扱いいたします。

※太字・下線は筆者による加筆

検査の結果「陰性」だった場合

医療保険(共済)は「治療を目的とする入院」について給付金が支払われる商品です。

そうなると、「新型コロナウイルスに感染の疑いがあって入院を指示されたが、結局陰性だった」という場合、「治療」はしてないから給付対象外となってもおかしくありません。

ところが、以下のようにほとんどの会社が「結果として陰性でも、入院したのであれば支払う」という対応をとっています。

オリックス生命

新型コロナウイルス感染症について陽性と判定されたか否かにかかわらず、「疾病入院給付金」のお支払い対象となります。

三井住友海上あいおい生命

医師の指示により医療機関に入院された場合、陽性と判定されたか否かにかかわらず、

「疾病入院給付金」の支払対象となります。

アクサ生命

新型コロナウイルス感染症は、入院給付金のお支払対象となる疾病に該当いたします。検査の結果「陽性」と判定されたか否かに関わらず、医師の指示で入院された場合(検査入院を含む)は、入院給付金のお支払対象となります。

※太字は筆者による加筆

陰性の場合は、実際に入院がない場合(自宅待機など)は原則対象にならない、とお考えください。

オンライン診療を受けた場合

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年4月13日から時限的・特例的な措置として「オンライン診療」がスタートしました。

これをふまえ、オンライン診療を受けた場合は多くの保険会社で「通院給付金」の対象としています。(長くなるため各保険会社の通達等の転記は割愛します。)

※「入院給付金」ではありませんので、ご注意ください。

医療保険以外の取り扱いや、その他の特例も要チェック!

今回は医療保険の給付金に絞って解説しましたが、他にも「生命保険」の取り扱いや、各保険会社(共済)のルール・手続き等で多くの特例が設けれれています。

一例

  • 疾病を原因とする死亡保険金だけでなく、「災害死亡保険金」も対象に
  • 「保険料払い込み猶予期間」の延長
  • 「契約者貸付」の特別金利の適用
  • 保険金・給付金請求時の手続きの簡素化
  • 見舞金支払いや保険金・給付金の倍額支払い(ごく一部の保険会社のみ)

保険・共済に加入している方は、ぜひ各社の対応をチェックしておきましょう。

終わりに

以上のように、新型コロナウイルスに関する対応については、多くの保険会社・共済が足並みをそろえています。

特に、新型コロナウイルスの感染者の自宅療養等も対象としているのは、通常と異なる「特例対応」。

医療保険・共済に加入していても「まさか対象になるとは思っていなかった」という方が多いと思います。

「もしかしたら私も対象になるのでは?」と思った方、ぜひお早めに担当者に聞いてみましょう!

そして、ご親族やお知り合いなどで感染者をご存知であれば、ぜひこのことを教えてあげてくださいね。

※※上記内容はあくまでも一般論または弊社取り扱い保険会社の一部のルールによります。実際に対象となるかどうかは、ご加入中の保険会社・共済にお問い合わせください。※※

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