こんにちは、ファイナンシャルプランナーの安藤です。
僕は弊社あしたばの代表者なので、年に何回か事業方針や理念などを再確認または見直しするようにしています。
２０２２年から生活者のウェルビーイング向上に貢献することをミッションと位置づけ、企業の従業員向け金融教育研修に力を入れてから３年。
企業からの研修依頼がこの１～２年で顕著に増加し、オフィスの移転や人財の入れ替わりもあり、僕自身のモチベーションの変化もあって、転機を迎えているように感じます。
そこで改めて、弊社は事業の目的や理念は何なのか、どのように目の前のお客様および社会に貢献していきたいのか、まとめておきたいと思います。
あしたばのミッション
『金融教育』と『コツコツ投資＆メリハリ消費のサポート』で日本全国の生活者のウェルビーイングを向上させる
２０２２年に、弊社は上記ミッションを掲げました。
２０１５年の創業から、iDeCoやNISAを活用した資産形成のサポートで生活者に寄り添い続けることを掲げていましたが、「ウェルビーイング向上にいかに貢献するか」というこれまでにない、より本質的なテーマを追加。
以来３年間、上記ミッション実現のために全くブレることなく、金融教育研修の講師や個人のお客様のカウンセリング業務に従事してきました。
なぜウェルビーイングなのか？
「ウェルビーイング」という視点は、他のFPさんや保険代理店さんなどの関連事業者がほとんど取り入れておらず、現時点では弊社ならではのものと考えています。
多くの他の事業者さんは、「商品販売」や「相談者の希望を叶える（ニーズを満たす）」ことをゴールに据えてカウンセリング・コンサルティングを実施します。
弊社も以前はそのスタンスでした。
しかしそれでは、本質的な意味で「顧客の人生を豊かにする」ことに貢献できるとは限らない、という結論にいたったのです。
（このあたりの詳細は別の記事に記します）
そのうえでいろいろと模索した結果、たどり着いたのがウェルビーイングというキーワード。
「うちに足りなかったもの＆社会課題解決につながるものはこれだ！！」と胸が高まったのを覚えています。
「お金に縛られない生き方」の実現を後押ししたい
多くの生活者が将来のお金に関する漠然とした不安を抱えていて、それがゆえに必要以上に貯めこんだり、ハレの日にも気持ちよくお金を使うことができないなど「お金に縛られている」状態です。
その不安の原因を１つ１つ明確にして、対策を立てる必要があるあればそれを立案し、具体的なアクションを起こすことができれば、「お金に縛られない」生き方をすることができます。
これこそが、ウェルビーイング（正確に言えばファイナンシャル・ウェルビーイング）の実現であり、これまでの金融業界（特にＦＰなどカウンセリングをする事業者）に足りなかった視点なのです。
今後は「お金」以外にも幅を広げた、ウェルビーイング支援企業へ
ウェルビーイングには様々な要素がある
ウェルビーイングは「幸福な状態」と言い表すこともできますが、当然ながらお金に関することだけではありません。
以前の記事でも解説しましたが、次のようにも分類されています。
- Career Well-being（キャリア ウェルビーイング）
- Social Well-being（ソーシャル ウェルビーイング）
- Financial Well-being（フィナンシャル ウェルビーイング）
- Physical Well-being（フィジカル ウェルビーイング）
- Community Well-being（コミュニティ ウェルビーイング）
これまでとこれからのキャリア、身体・精神面での健康、家族・親族との関係性や各種コミュニティとのつながりなど、様々な要素をもとに人の幸福度・充実度は決まりますね。
ＦＰ業をしていて感じるのですが、それらのどの要素にも必ずと言って良いほど「お金」が絡みます。
そのため、お金の相談→キャリアの相談、家庭の相談→お金の相談といったように、ウェルビーイング視点でカウンセリングをすると、様々な要素が入り乱れるはずです。
ＮＩＳＡやｉＤｅＣｏを使った資産運用、保険の見直し、住宅ローンといった相談でいらした方が、そのアドバイスに必要な情報として将来の目標・希望やそれに向けたプランを細かくヒアリングしていくうちに、キャリアなど他のテーマの相談に主軸が移っていた。
実際、そんなケースは多々あります。
よろず相談サービスで「何かに縛られている状態」を打破するお手伝いを！
こうした事実をふまえ最近思うのは、「お金」に限定せず幅広い切り口からウェルビーイングを支援するサービスを提供すべきだ！ということです。
前述の通り自然発生的にお金の相談からキャリアの相談に移行するケースは今もありますが、私たちがＦＰであるがゆえに相談者は「お金の相談だけ」という前提でいらっしゃるので、「お金以外の不安や悩みについて相談したい」というニーズをすくうことができません。
お金以外の相談でも、結局はお金のことが絡むものなのに、です。
これは多くの人を路頭に迷わせている可能性がありますし、弊社のビジネスとしても非常にもったいないことだと考えました。
よって、今後はお金に限定しない「よろず相談」的なサービスを提供することにします！
お金以外でも、ウェルビーイングが低い人に共通するのは「何かに縛られている状態」であること。
これは何百世帯の相談者のカウンセリング経験から断言できます。
弊社の新よろず相談サービスでは、「何かに縛られている人」に打破するキッカケを提供して、その方のウェルビーイング向上を全力で支援します。
例）投資を始める、思い切ってお金を使う、転職や独立を考える、早期退職する、ライフワークを見つける、寄付をする、そもそも自分のやりたいことは何かを見つける、離婚・別居する、長期休暇をとって旅行に行く、資格取得などリスキリングに挑戦する
上記のような新しいチャレンジを後押ししたいですし、それを邪魔する「古い価値観・固定概念」を取り除く（緩和する）お手伝いもしたいと考えています。
具体的なサービスは近日中に公表しますが、FPとしてというより「ウェルビーイング・カウンセラー」として次のステージに進むことがとても楽しみです！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あしたばFP・安藤
弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、創業当初からiDeCo/イデコや企業型確定供出年金（DC/401k）のサポートに力を入れています。
収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なiDeCo活用法と注意点」から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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