親から「老後資金が足りない」と打ち明けられたり、「年金だけで暮らしていけるのか不安……」と相談されたりしたことはありませんか?
子どもの中学受験や大学進学など、自分たちの教育資金がピークを迎える時期に重なる「親の老後問題」。
「助けてあげたいけれど、自分たちの生活も精一杯。一体どうすればいいの?」と、板挟みの不安を感じている方は少なくありません。
今回は、家計と教育資金を守りながら、親を賢くサポートするための「公的制度と対処法」を解説します。
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親の家計のムダを取り除く

親を助ける第一歩は、現金を渡すことではなく、今の生活に合っていない、古い固定費を一緒に整理することです。
✅「昔のまま」の生命保険:子どもが独立した今、数千万円の死亡保障は必要ないかもしれません。特約を整理するだけで、保険料を大幅に抑えられる可能性があります。
✅スマホ・固定電話のプラン:ガラケー時代の不要なオプションがそのままになっていたり、使っていない固定電話に基本料金を払い続けていたりしませんか?
✅定期購入・年会費:なんとなく続けている健康食品の定期購入や、数年間使っていないクレジットカードの年会費など、「チリも積もれば」の出費を確認しましょう。
親世代は「一度契約したらそのまま」という方が多いです。これらを整理して月々1〜2万円浮かせることができれば、年間で12〜24万円の『仕送り』と同じ効果があります。
「親の通帳を見るのは気が引ける」「どこから手をつければいいかわからない」という時は、お金のプロであるFPを頼ってください。
第三者である専門家が間に入ることで、角を立てずに、客観的な視点で家計を整えるお手伝いをいたします。
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💡統計から見る「老後の収支」のリアル
親御さんの「お金がない」が、平均的なものなのか、それとも家計が破綻しかけているのかを判断する目安として、国の統計を見てみましょう。
総務省の調査(2024年)によると、65歳以上の無職世帯では、夫婦・単身ともに毎月赤字が発生しているのが一般的です。
| 世帯タイプ | 月の可処分所得(手取り) | 月の消費支出(生活費) | 毎月の不足額 |
| 夫婦のみ世帯 | 約222,462円 | 約256,521円 | ▲34,059円 |
| 単身世帯 | 約121,469円 | 約149,286円 | ▲27,817円 |
毎月約3万円前後の不足を、貯蓄の取り崩しで補うのが現在の高齢者の実態です。
焦ってすぐに仕送りで埋めようとする前に、まずは「何にいくら使っているか」を把握することが大切です。
参考:総務省「家計調査報告(家計収支編)2024年(令和6年)平均結果の概要」
「公的制度」を活用し、蓄えを守る

親の医療や介護が必要になったとき、自分たちの貯金を切り崩す前に、まずは国のセーフティネットを確認しましょう。
💡「世帯分離」の検討:同居していても、条件を満たせば、親と子で世帯を分けることで親が『住民税非課税世帯』となり、介護保険料や医療費の自己負担上限額が下がる場合があります。
💡高額療養費・高額介護サービス費制度: 1ヶ月に支払う医療・介護費には所得に応じた上限があります。「いくらかかるかわからない」という不安を「最大でも月◯万円」という数字に変えることで、資金計画も立てやすくなります。
💡介護保険の徹底活用: サービスを自費でまかなおうとせず、まずは地域包括支援センターへ相談し、認定を受けましょう。
「実家」を現金化して資金にする

親が住んでいる「自宅」という資産を活用する手法もあります。
自宅を手放さずに老後資金を得る方法として、近年注目を集めているのが次の2つです。
👉リバースモーゲージ: 自宅を担保に融資を受け、存命中は利息のみを支払い、亡くなった後に自宅を売却して一括返済する仕組みです。
👉リースバック: 自宅を売却してまとまった現金を得た上で、賃料を払いながらそのまま住み続ける方法です。
親が困っているなら、私たちが毎月仕送りをしてあげるしかないと思っていました。
仕送りは最後の手段です。まずは「制度」を使って親自身の支出を下げ、親の資産を活かす道を考えましょう。それが、結果的にあなたの家計や教育資金を守ることにもつながります。
こうした不動産が絡む仕組みは、メリットだけでなく「将来の相続」への影響も慎重に検討する必要があります。
お金のプロに相談すれば、こうした制度の活用がご家族にとって本当にベストな選択肢なのか、中立な立場からのアドバイスが可能です。
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まとめ:共倒れしないための資金計画を

親の問題をすべて自分で解決しようとするのは危険です。
大切なのは、まず「親の収支の見直し」や「公的制度」の活用で、親御さん自身の資産でどこまでまかなえるかを明確にすることです。
その上で、「親の財布」「現在の家計」「教育費」「自分の老後」 をしっかり切り分けて考えましょう。
本記事では国の平均データを示しましたが、実際にかかる費用や対策は、ご家庭の状況によって千差万別です。
親御さんの年金額や健康状態、お住まいの地域など、条件が一つ違うだけで、優先すべき対策は大きく変わります。
大切なのは、あなたのご家庭の現実に即した資産設計をすることです。
まずは今の不安を整理することから始めてみましょう。
「親の家計にどこまで踏み込んでいいのか」「教育費とのバランスをどう取るべきか」一人で悩む必要はありません。
私たちがあなたのご家庭に寄り添った資産設計をサポートします。
第三者のプロが間に入ることで、客観的なデータに基づき、ご家族全員が笑顔になれる道筋を一緒に描きます。
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