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株式市場(かぶしきしじょう)って何?

(投稿日:2020年9月27日)

よく「一部上場企業」と言うけど、“一部”ってどういう意味?

ニュースでたまに出てくる「マザーズ市場」って何?

この記事では、そんな疑問がある方にぜひお読みいただきたい「投資の基礎知識」をお伝えします。

複数回にわたって「iDeCoの始め方(やり方)」を解説していますが、前回の「他の制度・商品との比較」に続いて、今回は「窓口(金融機関等)の選び方」について詳しくお伝えしていきます。

(とにかく、“簡単に・分かりやすく”いきたいと思いますので、細かいルール・用語の説明は一部省きながら進めていきます。ご容赦ください。)

【クイズ】

株式の売買および取引を行う「株式市場(かぶしきしじょう)」は、日本にいくつあるでしょうか?

(1部・2部等に分かれている場合は、別々にカウントするものとします。)

① 3

② 8

③ 13

↓↓↓

 

↓↓↓(答えはこちら)

 

↓↓↓

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

正解は、です。

一覧にすると下記のとおり。

  • 東京証券取引所 第1部
  • 東京証券取引所 第2部
  • マザーズ(新興市場)
  • JASDAQ スタンダード(新興市場)
  • JASDAQ グロース(新興市場)
  • TOKYO PRO Market
  • 名古屋証券取引所 第1部
  • 名古屋証券取引所 第2部
  • セントレックス(新興市場)
  • 札幌証券取引所
  • アンビシャス(新興市場)
  • 福岡証券取引所
  • Q-Board(新興市場)

 

ご覧になって、いかがでしたか?

「けっこう多いな!」と感じた方も多いかと思います。

みなさんに特に知っておいていただきたいのは、上から4つの

「東京証券取引所1部・2部、マザーズ、JASDAQスタンダード・グロース」なので、今回はそれらを簡単に解説します。

株式市場とは

ではまず、「そもそも株式市場(かぶしきしじょう)って何?」というところから解説します。

実は、株式市場には2つの意味合いがあり、「発行市場」と「流通市場」に分かれます。

発行市場とは

企業が活動していくためには、まとまった資金が必要になります。

その資金を集めるための手段として、企業は株式を発行します。

株式を発行することで、大勢の個人やほかの会社等から資金を提供してもらい、それを元手に活動して利益をあげていくのです。

このように「企業が新たに株式を発行するための場」として株式市場があり、それを「発行市場(はっこうしじょう)」と言います。

流通市場とは

 

企業に資金を提供した代わりに株式を受け取った人は、それを持ち続けることで配当金等を得ることもできますが、

売却して値上がり益を得ることもできます。(もちろん値下がりして損失がでることもあります)

そうした『株式を売りたい人』と、「この会社を応援したい」「成長しそうだし値上がりの期待がもてる」

などの理由で『株式を買いたい人』がいれば、売り買いの取引ができます。

このように「株式の売買および取引を行う場」として株式市場があり、それを「流通市場(りゅうつうしじょう)」といいます。

野菜や魚が取引されている「市場(いちば)」と基本的には同じですので、難しく考えないで大丈夫です。

一般的に言う「株式市場」は、流通市場のこと

ニュースで「今日の株式市場は~」といったキーワードが出てきたら、後者の流通市場のことを指していると考えていただいて問題ありません。

ちなみに、流通市場を意味する「株式市場」のことを、「マーケット」と呼んだりします。

有名なモーニングサテライトなどの経済ニュースでは、「今日の株式市場は~」と言わずに「今日のマーケットは~」と株価指数などを読み上げていきますね。

今回はあえて体系立てて説明しましたが、この辺は豆知識的なものという認識でOKです。

ようは「株を売ったり買ったりするところ」と覚えておきましょう!

なぜ、株式市場はいくつもあるのか?

さて、今回のテーマは日本の株式市場ですが、

なぜ株式市場は1つではなく、いくつもの種類に分かれているのかを説明します。

上場には一定の基準が設けられている

株式を発行して資金を広くから募り、自由に売買・取引できるようにするためには、企業は「上場」をする必要があります。

その「上場」をするためには、企業内容を適正に開示し、経営の健全性・継続性や内部管理体制、純資産額・利益額・時価総額など、

一定の基準をクリアする必要があります。

その基準を「上場審査基準」といい、東京証券取引所第1部は最も厳しい基準となっています。

「時価総額」が特に重要な指標

特に厳しいのが、以前の記事でも解説した「時価総額(じかそうがく)*」。

※株価に発行済み株式数を掛け合わせた数値で、市場が評価する企業の価値を示すもの

東京証券取引所は、時価総額の大きさで1部・2部を分けています。(他にも要件はありますが)

また、創業間もないベンチャー企業等ではなかなかその基準を満たすことが難しいため、

マザーズやJASDAQといった「新興市場」があり、上場のハードルが下げられているのです。

市場ごとの「どんな企業が上場しているか」のイメージ

ということでザックリとまとめると、

東京証券取引所第1部はとても大きい企業が中心、2部は少し小さい企業になり、

マザーズやJASDAQ(スタンダード・グロース)は成長力のある新興企業が中心。といった感じです。

とはいえ、上記はあくまでもイメージとして掴んでおいてください。

それぞれの市場で上場審査基準は細かく違いますし、個性もあります。

例えば、JASDAQグロースはとにかく成長性を重視していて、利益額が審査基準にありません。(ようは赤字でもOK!)

どんな企業がどの株式市場に上場しているのか、見てみるとすごく面白いですよ。

「日本の株式市場」は何を指しているか

なお、一般的に「日本の株式市場」が何を指すかというと、それは「東京証券取引所 第1部」のことで、略して「東証1部」ともいわれます。

「株式会社●●が1部上場を果たした」みたいなニュースが出るときもありますが、

それも東京証券取引所第1部のことです。

なので、日本では東証1部上場企業ばかりが「上場会社」として注目されますが、

実際はそれ以外の上場会社もたくさんある、ということで理解しておいてくださいね。

終わりに

実は、今回のテーマは未成年者向けの記事でも書いた投資の本質、

「企業を応援する」というテーマにも繋がっています。

みなさんが応援したくなるような魅力あふれる企業が、東証2部上場企業やマザーズなど東証1部以外の株式市場に上場しているケースも、たくさんあるはずです。

ぜひ、日々利用するお店やレジャー施設、ゲームやサブスクなどのスマホサービスを運営する会社をチェックしてみてください!

意外に新興市場に上場しているかもしれませんよ。(ちなみに、メルカリさんもマザーズ上場企業です)

投資の本質を知ること、いろいろな切り口で興味を持つことは、生活に投資・運用を取り入れる上でもプラスに働きます。

僕もちょくちょく記事にしていきますので、ぜひまたご覧くださいね^^

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