夏休みに使う平均額
夏休みは出費が増える時期。長期休暇だからこそ、旅行やイベントなどいつもはできない体験を楽しみたいものですね。
では、みなさんはいくら位の出費を予定していますか?
2024年7月発行の明治安田「夏に関するアンケート調査」によると、平均「82,964円」を使う予定とされています。
これは昨年の「72,668円」から1万円以上増加し、3年連続での増加です。
出費の増加の一因として、旅行にかかる費用が挙げられます。
特に、国内旅行の平均費用は「137,357円」、海外旅行の平均費用は「438,125円」に達しており、物価高や円安の影響も重なっています。
さらに、「夏休みに使う金額を増やす」と回答した人の理由のトップは、「旅行に行くため」とされています。
一方で、夏休みの出費を抑えようとする動きも見られ「使う金額を減らす」と回答した人は20.0%に達し、昨年よりも増加。平均「27,656円」を節約する予定です。
このように、夏休みに使う金額には個人や家庭の状況により大きな差があります。
では次に、夏休みに増える出費を紹介します。
夏休みに増える出費
学校に行っている子どもが1ヶ月以上家で過ごすため、夏休みの間にさまざまな出費が増えることが予想されます。主な増加項目は以下の通りです。
- 食費
- 光熱費
- レジャー費・旅行費
- 教育費
- 交際費
これらの出費が増える理由について解説します。
食費
夏休みには、家族全員が家にいる時間が長くなるため、食費が増加する傾向にあります。
特に、子供たちのおやつや外食の回数が増えることが要因です。
また、学校で出ていた給食がないため、昼食の準備も必要になり、食費がかさむと予想されます。
光熱費
エアコンや扇風機などの使用頻度が高まるため、電気代も増加します。
今年は梅雨の時期から「熱帯夜」な日が増え、1日中冷房をつけっぱなしにしないと危険な暑さとなっています。
また、家族全員が家にいることで、ガスや水道の使用量も増えることが予想されます。
特に、汗ばむ夏場はシャワーの回数が増えるため、水道代も高くなりがちです。
レジャー費・旅行費
夏休みは旅行やレジャーのシーズンです。
国内旅行、海外旅行のどちらでも、宿泊費や交通費が大きな割合を占め、今年の調査でも、旅行に使う金額が増えていると確認されています。
夏休みの間に、花火大会や海水浴、音楽フェスなど楽しい催し物がたくさん開かれます。
長期休暇ならではの体験と思い出づくりに、旅行やレジャーに足を運んで存分に楽しみたいですね。
教育費
夏休みの間、塾や習い事などの教育費も増加します。
特に、受験生を抱える家庭では、夏期講習の費用が3万円から10万円以上かかるご家庭の方もいらっしゃるでしょう。
そのため、家庭教師やオンライン学習の導入など、教育関連の出費が増える傾向にあります。
交際費
友人や親戚との集まりが増える夏休みは、交際費も増える傾向にあります。
また、お中元や帰省など、夏特有の出費も無視できません。
夏休みに増える出費の節約方法
それでは、夏休みのかさむ出費をどのように節約すればよいのでしょうか。
以下に具体的な方法を紹介します。
食費
まず、食費の節約方法は、計画的な買い物と自炊を心掛けることが重要です。
週に一度のまとめ買いや、特売日を利用することで、無駄な出費を抑えられます。
さらに、食材を無駄なく使い切るために、冷蔵庫の中身をチェックし、余った食材を活用するのも効果的です。
しかし、無理は禁物です。
仕事や遊んで疲れて帰ってきた日には、お惣菜を買ってきたり、冷凍食品を使ったり無理のない範囲でおうちご飯を楽しみましょう。
以下の記事では、3人家族の食費の平均や節約の注意点を解説していますので、ご確認ください。
光熱費
次に、光熱費の節約方法です。
エアコンの設定温度を高めに設定したり、扇風機を併用することで、電気代を節約できます。
また、節電グッズを活用することも効果的です。
例えば、遮熱カーテンや断熱シートの使用で、室内の温度を保ちやすくし、エアコンの使用頻度を減らすことができます。
以下の記事では電気代の節約方法について詳しく紹介していますので、ご確認ください。
エアコンの節電方法は以下の記事で解説していますので、ご確認ください。
レジャー費・旅行費
レジャー費や旅行費を節約するためには、市民プールや公園、図書館など自治体が運営している施設を使うと安く楽しめます。
また、旅行の予約は、旅行サイトの早期予約や割引クーポンの利用で、費用を抑えられます。
さらに、家族で自然を楽しめるアウトドアアクティビティや、無料の博物館・美術館などを利用すれば、低コストで充実した時間を過ごせます。
教育費
教育費の節約方法は、オンライン講座や無料の学習動画などを利用する方法があります。
また、参考書や問題集を購入し、家庭学習の時間を増やすことで、塾の回数を減らせます。
塾に行くべきなのか、自主学習だけでは難しいのか、親子で話し合って教育方法を決めるとよいでしょう。
以下の記事では、子どもにかかる教育費の具体的な金額を紹介していますので、ご確認ください。
交際費
交際費を節約するのはなかなか難しいのではないでしょうか。
帰省先が遠方の場合、交通費の節約は可能です。
- クレジットカード付きの交通系ICを使う
- 金券ショップでJRの株主優待券や新幹線のチケットを購入する
- 早割を利用して予約をする
クレジットカード付きの交通系ICカードは、チャージや回数券の購入でポイントが付くため、券売機で購入するよりお得です。
また、金券ショップでは、運賃・料金が4割引きになるJR東日本の株主優待券や、キャンセルなどで残ってしまった新幹線のチケットが売っているか確認しましょう。
他にも、飛行機や新幹線の予約は早割が適用になる場合があるので、事前に何日前までに購入したほうが安いのかチェックすることをおすすめします。
以下の記事では、楽しく無理なく続けるための節約術を紹介していますので、ご確認ください。
無理のない範囲で節約をし、有意義なお金の使い方をしよう
節約は大切ですが、無理をしすぎるとストレスが溜まる原因になります。
そのため、無理のない範囲で節約を心掛け、家族全員が楽しく過ごせるよう工夫しましょう。
お金をかけなくても楽しむ方法はあります。
おうちご飯も、お店屋さん風に盛り付けしたり、縁日みたいに屋台ごっこをしたり、気分の上がる工夫をするとよいでしょう。
夏休みは普段よりお金がかかるものだと思い、事前に「夏休み貯金」を計画して予算を多めに見積もっておくと安心です。
将来いくら必要なのか、今いくら貯蓄できればいいのか、家庭によって全く違うので明確な金額がわからず不安な方も多いと思います。
私たちあしたばでは、お金の不安をヒアリングし、一人ひとりにあった適切な計画を一緒に考えます。まずはお気軽にご相談ください。
弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、創業当初からiDeCo/イデコや企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています。
収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なiDeCo活用法と注意点」から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
大好評の「無料iDeCoセミナー」も随時開催中!
↓↓↓弊社推奨の「融資(貸付)型クラウドファンディングのプラットフォーム」はこちら↓↓↓