つみたてNISA/一般NISA

NISAとiDeCoは併用できる!優先順位や併用のコツなどを解説

NISAとiDeCoは併用できる?

併用するときはどう運用すればいいの?

この記事はそんな疑問を持った方向けの記事です。

「NISAから始めるかiDeCoから始めるか」。この選択肢を考えたことがある方は多いのではないでしょうか?どちらの制度も魅力的なメリットがある制度のため、どちらから始めるか悩みますよね。

そんな方は、NISAとiDeCoの併用を検討してみましょう。じつはNISAとiDeCoは併用が可能、併用による制限も特に無いのです

この記事では、NISAとiDeCoの併用可能な組み合わせや効果的な併用方法などについて解説していきます。

NISAとiDeCoの併用可能な組み合わせ


まず、一般NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoの併用可能な組み合わせをチェックしておきましょう。併用できる組み合わせを表にしてみました。

NISAつみたてNISAiDeCo
NISA×
つみたてNISA×
iDeCo

併用可能な組み合わせはシンプルで、一般NISAかつみたてNISA(積立NISA)どちらかとiDeCoは併用可能、一般NISAとつみたてNISAは併用不可という形です。

つまり、iDeCoに対して一般NISAと積み立てNISAどちらを組み合わせるかという選び方になります。資産形成を主な目的とする場合は、iDeCoをベースとして考え、NISAをプラスαとして考えると整理しやすいのではないでしょうか。

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NISAとiDeCoの特徴や節税効果の比較

NISAとiDeCoを併用するならそれぞれのメリットを活かした組み合わせ方をしたいところです。ここでは、NISAとiDeCoの特徴や節税効果を比較してみましょう。

一般NISA年間120万円×最大5年の非課税投資枠を運用できる運用益が全額非課税制限無し
積み立てNISA年間40万円×最大20年の非課税投資枠を運用できる運用益が全額非課税長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(国内EFTや公募株式投資信託の一部の商品など)
iDeCo・個人で管理・運用する個人年金制度。60歳未満なら誰でも使えるが、掛金限度額は働き方で異なる
・受取は60歳以上から。途中受取不可
・運用益が全額非課税
・掛金が全額所得控除対象
・年金受取時に税制優遇が受けられる
iDeCo用の投資信託、定期預金、保険商品など

ここで目につくのがiDeCoの節税効果です。iDeCoは節税効果がたびたび取り上げられるほど強力で、運用中や受取時に税制優遇が受けられるだけでなく、掛金の払い込みまで節税に繋がるのです。しかし、iDeCoはあくまで個人年金制度のため受取は60歳になってからです。

一方、一般NISAと積み立てNISAにはiDeCoほどの節税効果はありませんが、いつでも自由に引き出せる使い勝手の良さがあります。積み立てNISAも「積み立て」と名前がついてはいますが、引き出しのタイミングに制限はありません。

また、金融商品の購入方法ですが、iDeCoは設定した掛金を毎月定額で支払っていく方式、積み立てNISAは毎月設定した額を購入する積み立て方式、一般NISAは好きなときに買うスポット方式でも、積み立て方式でも好きな方法で購入できます。

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NISAとiDeCoはどちらを優先すべき?

ここまでNISAとiDeCoの特徴を見てきましたが、実際どちらを優先して取り組むべきなのでしょうか?

実際この疑問には「これが定番」と言える回答はありません。重要なのは、自分が取り組む目的に合わせて優先度とバランスを決めていくことです。

ここでは、取り組む目的別に優先して取り組みたい制度を見ていきましょう。

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老後の積み立て目的ならまずはiDeCoから

老後資金の構築のために積み立てNISAとiDeCoで迷っている方は多いと思います。確かにどちらも長期的な積み立てが可能ですが、老後資金目的ならまずiDeCoに取り組んでおきましょう

その理由は、iDeCoは「60歳以上にならないと受け取れない」ためです。
一見デメリットに聞こえるこの制度ですが、見方によっては強制的にお金を「貯めてくれる」制度でもあります。
積み立てNiSAはいつでも引き出せて便利ですが、見方によっては「いつでも引き出せてしまう」制度とも取れます。

また、掛金が全額所得控除の対象になるため、メリットを受けながら積み立てができるのもおすすめポイントです。

積み立てNISAは中長期的な積み立て目的に合わせて

積み立てNISAを使うなら、最長20年という点を活かして中長期的なスパンでの運用がおすすめです

積み立てNISAの大きなポイントは「いつでも引き出せること」と「運用益が非課税であること」です。これはつまり、いつでも引き出せる課税されない口座を持っているとも考えられます。

運用期間が長いと、運用目的を1つに絞らず、運用期間中に小さな目的を複数作っていくことも可能です。出産や子供の入学、起業資金など、それぞれのライフステージに合わせてフレキシブルな運用目的を設定するのも一つの方法です。

資産運用目的なら自由度が高く安全な一般NISAから

投資デビューがしてみたい」「お得に資産運用がしたい
そんな方には、一般NISAからスタートするのをおすすめします。

一般NISAはほかの2制度とは異なり、積み立ての側面を持っていません。一言で表すと「税金の掛からない投資ができる制度」であるため、そもそも制度目的が大きく違います。

一般NISAを投資デビューにおすすめする主なポイントは2つ。1つは「購入商品に制限が無いため本格的な投資ができること」、もう1つは「年間120万円の上限があること」です。後者は一見デメリットに思えるかもしれませんが、上限があることで無理な投資を防ぐ抑止力としても働いてくれます。

これは株式を購入する際に特に有効で、投資デビューしたばかりにありがちな、短期的な利益を目的とした買い方の防止にも繋がります。

一般NISAは投資初心者が安全に資産運用を試せる場所でもあるのです。

NISAとiDeCoの併用はどう使う?使い方の2つのアイデア

NISAとiDeCoは片方だけでも強力な制度ですが、併用することでさらに効果的に使えます。そこでここでは、NISAとiDeCoの特徴を活かした併用アイデアを2つ紹介します。

iDeCoで「年金」積み立てNISAで「学資金」を作る使い方

主に30代の夫婦におすすめしたい、iDeCoと積み立てNISAの異なる運用期間を活かした使い方です。
30代はいろいろとライフステージが変わる時期。自分たちの年金を考え始める時期でもあれば、子供にかかる将来の学資金を心配する時期でもあるのではないでしょうか。

そんな悩みには、iDeCoと積み立てNISAの組み合わせがおすすめです。iDeCoで自分たちの年金を作り、所得控除で戻ってきたお金をベースに積み立てNISAで学資金を作れば、無理なく両方の対策に取り組めます

iDeCoの積み立て効果は高く、月2~3万円の掛け金でも30年近く積み立てれば1,000万円以上の資金を準備することも可能です。そのため、iDeCoを取り組んでいるだけでもかなりの安心感があります。

安心して子供のお金を用意したいなら、まずiDeCoで自分たちの安心を作ってみてはいかがでしょうか。

iDeCoの「引き出し不可」とNISAの「引き出し可」を活かした使い方

iDeCoの「引き出し不可」という特徴はあまり注目されませんが、じつはかなり重要なポイントです。引き出しが不可だと強制的にお金をたまるだけでなく、長く続けることで毎月掛け金が引かれているのが当たり前になり、掛け金が引かれた後の収入をベースとして考えるようになってきます。

そのうえでNISAや積み立てNISAに取り組めば、すでに老後資金の準備ができている状態のため安心して投資に取り組めます。NISAの期間が満了したら、そのときどきに合わせた目的に使うのもいいでしょう。

iDeCoというベースがあるからこそ、NISAというプラスαに安心して取り組むことができるのです。

iDeCoとNISAは目的に合わせて組み合わせよう

iDeCoとNISAは制度的に似ている部分もありますが根本的な目的が異なります。そのため、特徴を把握して目的に合わせて使い分けることが大切です。
そして、特徴をよく理解していれば効果的に組み合わせて使うことも可能。すぐに組み合わせて使わなくても、将来的なビジョンに合わせて段階的に取り組んでいくのもOKです。

お金の心配はいつまでも尽きないもの、だからこそ資金作りの強い味方であるiDeCoとNISAについて理解を深め、使いこなせるようになっておきたいですね。

弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、創業当初からNISA・ジュニアNISAやiDeCo/イデコ・企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています

収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なNISAやiDeCoの活用法と注意点から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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