我が子もやっと1年生・・・送迎もなくなるしもっとガッツリ働こうかなと考えられてる主婦のみなさんも多いのではないでしょうか。
そんなときに囁かれるのが「小1の壁(カベ)」問題。
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
意外にこの壁が高く、乗り越えるのが大変なようです。
今回はその問題も絡めながら「学童保育」のことについて書いていこうと思います。
費用や民間学童のことについても触れていますので、興味のある方は最後まで読んで頂けたら幸いです。
学童保育とは
学童保育とは共働き世帯の子どもを放課後や長期休み中に預かる施設です。
ひとことで学童といっても「行政が運営している学童」と「民間が運営している学童」があり、金額や内容もそれぞれ特徴があります。
行政が運営している学童
一般的な学童といわれたらこちらをイメージする方が多いのではないでしょうか。
学童保育とは保護者が労働などで昼間家庭にいない小学校等に就学している児童に対し、授業終了後に余裕教室などを活用して児童の健全な育成を図ることを目的としています。
ただすべての学童保育が学校敷地内にあるとは限らず、学校外の学童保育まで歩いて移動する場合もあるようです。
金額は月に3000~7000円ほどで民間の学童よりも安い傾向にあります。
<入所要件の参考(地域によって違います)>
民間が運営している学童
民間学童とは企業やNPO法人が運営しているもので、小学1~6年生が対象です。
保護者が働いていなくても料金さえ支払えば利用できることが多く、小学校まで送迎があったり、習い事のようなカリキュラムが含まれていたり、預かり時間も20時や21時など遅くまで対応してもらえることもあります。
終業時間が遅かったり残業が多いような保護者にとっては魅力的なサービスであると思いますが、料金は3万~6万以上とかなり高額になります。
小1の壁とは?
小1の壁とは子供が保育園から小学校入学にあたって、仕事や子育ての両立に困難が生じる社会的な問題のことです。
実際に多くの保護者がこの壁を乗り越えられず、雇用形態や勤務時間を変更するなどしています。
保育時間が短い
保育園では延長保育なども利用して19時まで利用できることが多いですが、学童保育では18時までのところも多く、今までの終業時間では間に合わないケースもでてきます。
朝も開所時間以降でないと預けられないので、結果的に今までの働き方が困難になるという問題があります。
長期休みがある
当たり前ですが学校には春休み・夏休みなど長期の休みがあり、その対応をどうするかも保護者にとって頭を抱えるポイントになります。
また学童では給食がないためお弁当は毎日作る必要があり、保護者の負担が増えます。
「宿題のサポートなども新たに増えるため大変」という声もよくき聞きます。
平日の行事やPTA
保育園では運動会や卒園式などの行事を土日にするところが多い中で、
小学校は平日に授業参観があったり、PTA役員・委員に選出されるとその年度は平日学校に出向いて集会したりと保護者が仕事の調整が必要になります。
どう乗り越える?
小学校では保育園時代と違い様々な問題に直面することが分かりました。
では実際にどうやって乗り越えればいいのか、考えていきたいと思います。
公的学童と民間学童の両立
公的学童と民間学童を併用するパターンです。
保育時間が短い学童にいれたあと、民間学童にいれて遅くまでの時間を対応してもらい、フルタイム勤務を乗り切るというやり方です。
金額は高額になりますが、保育園代が浮いたから出費はそんなに変わらないという方もいます。
習い事の活用
ある程度の年齢になると、習い事をうまく活用するのもやり方の1つです。
学童のあとに習い事をいれて放課後の時間を潰すという方法で、月謝はかかりますが、そのぶん子供のスキル向上や成長につなげることができます。
ファミリーサポートの活用
ファミリーサポートとは「育児の援助を受けたい会員」と「育児の援助をしたい会員」の登録及び両者を結びつけるサービスで、子育て中の親が一時的に保育を必要とした際などに利用できます。
ファミサポを利用することで放課後の時間子供をみてもらえたり、代わりに送迎を頼むことができ、仕事をする上で助けてくれる存在になります。
利用するには登録や事前の打ち合わせなどが必要ですので、気になる方は1度調べてみてはいかがでしょうか。
祖父母の協力
祖父母が近くに住んでいる場合は祖父母に協力をお願いして、仕事が終わるまで預かってもらうパターンです。
これができたら1番いいとは思いますが、祖父母の負担もありますし現実問題として中々難しいですよね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は4月も近いということで「学童保育」の「小1の壁」について詳しく触れていきました。
女性の社会進出が叫ばれているなかでこうした壁に直面するということ。
それが原因で多くの女性がキャリアを断念している現実が実際問題としてあります。
子供の安全を確保でき、保護者が安心して仕事に打ち込める環境つくりがもっともっと推進されていってほしいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(あしたばライター・桜木)
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