「投資を始めようと思うけど、やり方がよくわからない…」
「全くの初心者の場合、最低限必要な基礎知識ってなに?」
この記事は、そんな疑問・ニーズがある方向けの内容です。
私たちは、
「これからお金を貯めていく・ふやしていく世代(主に20~40代)」で「投資・運用の未経験者or初心者」の方
のサポートを得意としているFP(ファイナンシャルプランナー)です。
今回から複数回にわたって、「投資未経験者の方が、実際に投資を始める時の考え方や基礎知識」をお伝えしていきます。(投資を始めたばかりの、初心者の方にもお読みいただきたい内容です。)
正直なところ、一般的な制度説明チラシやネット上の記事など他では書かれていない視点も取り入れています。
私たちは「FP兼 金融証券仲介業者(IFA)兼 保険代理店」として現場で実務をこなしているから、お伝えできるのです。
ぜひ、しっかりと確認しておきましょう!
(とにかく、“簡単に・分かりやすく”いきたいと思いますので、細かい用語の説明は一部省きながら進めていきます。ご容赦ください。)
投資を始める時の流れ(全体像)
未経験者の方が投資を始める時の大まかな流れは、下記の通りです。
- 投資を始める目的を確認する
- 必要最低限の「投資の基礎知識」を身につける
- 国が用意している「税優遇制度」の活用を検討する(つみたてNISA・iDeCo/イデコなど)
- 窓口(金融機関等)を選ぶ
- 自分に合った運用配分と商品を決める
- 金額・方法を決める
- スタートしたら、長い目で続けていく
今回は①~③を解説していきます。1つずつ見ていきましょう。
投資を始める目的を確認する
勉強でもスポーツでも仕事でも、「最初に目的・目標を明確にする」ことがとても重要です。
目的・目標がなければ「どのように進んで良いか・準備して良いか」分からず、ゴールに辿り着けない可能性が高いからですね。
投資も同じです。
目的・目標が明確だからこそ、「将来のためのお金をふやす」というゴールに近づくことができるのです。
ポイントは以下の通り。
そもそも、何のために投資を始めるのか?
- 将来必要になるお金をふやしたい。
- 銀行預金で置いておくのは勿体ないから、投資で増やしたい。
- 一攫千金を狙いたい。早くお金持ちになりたい。
などなど、人によって「投資を始めたい」と思ったキッカケは様々だと思います。
どれも否定はしませんが、ハッキリ言えることがあります。
投資は、「将来必要なお金を、長い目でじっくりふやしていく」という目的を持って始めてください。
キッカケは①~③のどれでも構いませんが、
②のままだと「ちょっとうまくいかなかったら、すぐやめてしまう」というパターンになりがち。
③の考え方でいくなら、それは「投機(とうき)」と言ってギャンブルとほぼ同じ行為になりますので、「投資(とうし)」とは別物です。
ギャンブルと割り切って趣味のように楽しむ目的なら構いませんが、本来の投資の趣旨から逸れてしまうので、あまりお勧めできません。
(投資で一攫千金を狙ってうまくいき、死ぬまで悠々自適な生活を送ったという人の話をきいたことがありませんよね。)
繰り返しますが、投資は「将来必要なお金を、長い目でじっくりふやしていくためにすること」と、肝に銘じてください。
具体的に「いつ」「何に」使うのかイメージしよう
上記の「そもそもの目的」を決めたら、もう少し具体的に落とし込んでいきましょう。
「将来必要なお金」は、いつ・何に使うお金のことでしょうか?
- 来年旅行に行く時のお金
- 子どもの教育費
- マイホームを買う時・修繕する時のお金
- 老後にかかるお金
- 病気等で働けなくなった時のお金
例えばこのように、将来かかるお金は様々かと思います。
「投資でふやすのに向いているお金」は、人によりますが②~④のように
- 使うまでに短くとも5~10年以上の時間があり
- 「いつ・どれくらいかかるか」がザックリとでも読める
というお金です。
投資で「短期間で増やす」ことは難しく、リスクが大きいため、①のような直ぐに使うお金には向いていません。
⑤も、緊急資金として確保しておく分は預貯金がお勧めです。
「いつ」「どれくらいかかるか」を想定すれば、より目的・目標が明確になるので、「向いている商品や制度を選ぶとき」など戦略を立てやすくなります。
ぜひ、具体的にイメージしましょう。
必要最低限の「投資の基礎知識」を身につける
目的が明確になったら、次は投資を始めるのに必要な「最低限の基礎知識」を身につけましょう。
おさえておきたいポイントは下記の通り。
- だれでも投資・運用を生活に取り入れるべき理由
- 長期投資と短期投資の違い
- 時間(タイミング)の分散=ドルコスト平均法
- 投資する対象(アセットクラス・銘柄)の分散
- 投資信託(ファンド)の分類
トレーダーのように投資を生業としたいなら別ですが、一般の方なら、これらで十分だと思います。
むしろ、あまり勉強し過ぎて「株価を予測できるようになろう」とか「安く買って高く売るための法則をあみだそう」といった間違った方向に行ってしまうのは非常に危険ですし、
「もっと勉強してからじゃないと」と考え過ぎると、いつまで経ってもスタートできません。
知識は最低限で問題ない、と覚えておいてくださいね。
上記ポイントについては、こちらの記事(↓)や弊社オンラインセミナーで解説していますので、ご参考ください。
国が用意している「税優遇制度」の活用を検討する
目的が決まり、最低限の基礎知識も備わったら、次は国が用意している「税優遇制度」の活用を検討しましょう。
例えば、以下のようなものがあります。
- つみたてNISA(積立専用の少額投資非課税制度)
- 一般NISA(少額投資非課税制度)
- iDeCo/イデコ(個人型確定拠出年金)
- 企業型DC/401k(企業型確定拠出年金)
こちらについては、投資を始める人の目的はもちろん「収入・保有資産(貯金など)・家族構成・考え方」など様々な要因によって、【向き・不向き】や活用法が全く異なります。
各制度の詳細はこちらの記事(↓)や弊社オンラインセミナーで解説していますので、ぜひチェックしておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
投資未経験者・初心者の方は、とにかくまずは目的を明確にしましょう!
基礎知識やつみたてNISA・iDeCoなど税優遇制度については、自分で徹底的に調べるのも良いですが、私たちのような専門家をどんどん活用すればかなり時間短縮・ショートカットが可能です。
そこまで気負わずに、「人に任せられる部分は、上手に任せながら」の方がうまくいくことって多いですね。
せっかくの「投資を始めてみよう!」と気持ちが萎えてしまったら勿体ないですから、少しずつでも前に進みましょう。(将来のお金をふやすチャンスですから^^)
次回は窓口(金融機関等)の選び方について解説しますので、ぜひ引き続きご覧になってみてください。
弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、iDeCo/イデコやつみたてNISA、企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています。
収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なiDeCo・つみたてNISA等の活用法と注意点」から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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