お金の基礎知識

子育て世代、家計見直しのポイント

(投稿日:2020年10月8日)

子育て世代の方は日々慌ただしく、「お金のことについて考える余裕がない」という人が多い傾向にあります。

とはいえ、

「どんぶり勘定でお金を使っているが、日々の支出をどうコントロールしたら良いか」

「一度家計を見直して、もっと教育費の積み立てに回した方が良いのでは…」

そんな疑問が、ふとしたタイミングで頭をよぎることも多いでしょう。

執筆者であるFP(ファイナンシャルプランナー)の安藤自身、4歳と0歳の娘がいる「子育て世代」ですので、今回は近い世代の方向けに「家計見直しのポイント」をお伝えしたいと思います!

家計見直しの「最大の」ポイント

とにかく、固定費(固定支出)を見直そう!

結論から言いますと、家計を見直す上での最も大事なポイントは「固定費(固定支出)をチェック&見直しすること」です。

毎月(または毎年)口座引落等で自動的に支出している費用は、

「使っていても、使っていなくても」

「フルに活用していても、ちょっとしか活用できていなくても」

必然的にかかるもの。

自動的に支払っていく分、普段意識するタイミングがあまりないため、管理が甘くなりがちです。

ぜひ、これを機にチェック&見直ししましょう!

食費は見直さなくてもOK

家計の見直しに着手する時、多くの人がこう考える傾向にあります。

「まずはもっと食費を切り詰めないと…」

ですが、ハッキリ言います。

基本的に食費は見直さなくてもOKですよ!

食費はそもそも変動する出費なので、切り詰めたことで得られる効果が分かりづらく、効果があったとしても限定的になるケースがほとんど。

切り詰めることによるストレスとの「費用対効果」で考えると、あまりお勧めできる見直し項目ではありません。

(むしろ、お子さん達のためにも、美味しくて健康的な料理づくりにお金をかけて良いと思いますよ!)

前述の通り、無意識のうちに支払われていく固定費を見直す方が、遥かに効果が期待できるといえるでしょう。

食費や交際費の見直しは、「意識改革」の効果は大きい

ただ、食費の見直しは「意識改革」としては効果的な側面もあります。

日々の食費を抑える意識を持つことで、衝動買いや浪費(無駄遣い)を減らすことには繋がると思います。

「自分はお金のことにルーズだ」という自覚症状がある方は、食費の見直しもトライしてみると良いですよ!

なお、友人・知人・同僚等との外食費は「交際費」の項目でカウントしてください。

これも変動費の一つですが、その外食の目的によっては「浪費」になりがちなので、先ほどと同じく「意識改革」が必要な方は外食費も見直すと良いでしょう。

4大固定費

では、いよいよ見直すべき「固定費」について見ていきます。

私たちが「4大固定費」と名付けているのが、これらです。

  1. 住宅関係費(家のお金)
  2. 自家用車関係費(クルマのお金)
  3. 通信費(主にスマホ代)
  4. 保険料(保険の掛け金)

他にも支出している固定費はあると思いますが、この4つは「少なくともどれか1つは抜け・漏れがある」というケースがほとんど。

どれも見直すと即効性がありますので、しっかりチェックしておきましょう。

住宅関係費

賃貸物件に住んでいる方は「家賃」、持ち家物件に住んでいる方は「住宅ローン」を支出しているはずです。

次のポイントで見直しを検討してみてください。

  1. 賃貸・持ち家に共通:毎月の負担額が、世帯収入の20%程度に収まっているか(ボーナスを含む総収入から計算)
  2. 賃貸の場合:マイホーム購入によって、むしろ支出が減る可能性はないか
  3. 持ち家の場合:借り換えや繰上げ返済は検討できないか(2020年10月時点では、金利が「1%後半以上」なら借り換え検討の余地があります。)

今回は概要の説明だけに留めますが、特に1つ目の「収入の20%程度に収まっているか」はとても重要なチェック項目です。

一般的に25%でも良いと言われていますが、、、正直そこまで行くとギリギリのライン。

20%を超える場合は、失礼ですが「身の丈以上」となっている可能性もありますので、住み替え等も検討すると良いでしょう。

自家用車関係費

こちらの見直しポイントは下記の通りです。

  1. 「なんとなくローン」にしていないか
  2. 自動車保険は適正な内容か
  3. そもそも、マイカーが必要か(カーシェア等の代替案もあり)

自家用車を購入する際、とりあえずローンを組んでしまう方が結構多いのですが、もし手元に預貯金(キャッシュ)があるのであれば、支払ってしまうことを断然お勧めします!

毎月の負担も減りますし、支払う総額も当然減ります。

釈迦に説法かもしれませんが、「ローンは出来るだけ組まないことが鉄則」と覚えておきましょう。

また、②の自動車保険も見直しポイントの一つ。

ディーラーさんに言われるがままに入っていたりすると、やや過大であったり、後はネット損保の方が保険料は割安な傾向があります。

ここでの具体的な説明は省きますが、ぜひ一度ネット見積かFP相談で見直しをしてみましょう。

そして、③のそもそもマイカーがいるのかという問題。

都市部周辺にお住いの方なら、「普段あまりクルマに乗らない。たまに出かける時くらい」というケースも多いのではないでしょうか?

その場合は、マイカーを処分するのも選択肢の一つです。

今はカーシェアリングのサービスもだいぶ普及していますし、たまにならレンタカーやタクシーを利用するのもありです。

瞬間的な負担はあってもマイカーを保有して固定費を払い続けるより「遥かにコストを抑えられる」ケースも多々ありますので、ぜひ検討してみましょう。

通信費

通信費は特に即効性がある見直し項目!ポイントは以下の通りです。

  1. あまり使っていないデバイスに通信費をかけていないか
  2. 料金プランの見直しは定期的にしているか
  3. 格安スマホに切り替えても問題ないか

もし①に思い当たるフシがある場合は、速攻で見直してください!

単純にムダですからね。

②の定期的な見直しも必ずしましょう。自宅のWifi等にちゃんと繋いでいれば、スマホのデータ容量は思ったより少なくて済んだりします。

特に、最初に契約した時のままとなっている方は「もったいない状態」のケースが多いので、ぜひ見直しましょう。

キャリアに特段のこだわりがない方は、③の格安スマホに切り替えもお勧め!

かなり負担が変わることも多いので、早めに検討してみてください。

保険料

こちらも即効性のある見直し項目です。

保険の見直しについては細かい話になりますので、ザックリとお伝えしますが、次のポイントを踏まえて保険の見直しは定期的に実施すると良いでしょう。

  1. 「2番目の子どもが生まれた」「住宅ローンを組んだ」などライフプランの変化があると必要保障額が変わる
  2. そもそも、収入等に対して「適正な保険料とはいえない内容」で加入している可能性もある
  3. 医療技術の進化や長寿化に伴い、日々新しい商品が開発されたり、保険料の改定が実施される

具体的には別の記事で解説します!

固定費を見直す際のステップ

ここまで概要を見てきましたが、実際に固定費を見直す際はシンプルに次のステップを進めてください。

  1. まずは、現在の固定費を全て書き出す
  2. 4大固定費の見直しポイントを1つ1つチェック&検討する
  3. 見直せるものがあれば、すぐ着手!
  4. もし判断に迷うものがあれが、FP等の「総合的なアドバイスをしてくれる専門家」に相談する

今回解説した固定費の見直しは、「早ければ早いほど、長い目で大きな効果が期待できる」ものです。

思い立ったが吉日!

ということで、ぜひ機会を逃さずにアクションを起こしてくださいね。

もちろん、ご希望があれば僕もしっかりとサポートさせていただきます。

(前述のカーシェアリングを利用したことがない方は、ぜひこちらの記事↓もご参考ください。)

カーシェアリング(タイムズ)を利用してみました①(投稿日:2020年10月12日) 「カーシェアを使ってみたいけど、手続きとか面倒なのかな…」 「実際に使うと、どんな感...

弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、iDeCo/イデコやつみたてNISA、企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています

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