NISA

つみたてNISA「初心者向けおすすめファンド」①選定基準

(投稿日:2020年10月16日)

「初心者がつみたてNISA(積立NISA)を始める時の、オススメ商品は?」

この記事は、「投資未経験者・初心者の方」のそんな疑問にお答えする内容です。

前回の記事(↓)で、つみたてNISAを始める時に多くの人が悩む「商品(ファンド・銘柄)選び」についてポイントをお伝えしました。

つみたてNISA「ファンド(商品・銘柄)の選び方」 「つみたてNISA(積立NISA)を始める時の、ファンド選びのポイントは?」 「商品(銘柄)が厳選されていると聞いたけど、...

今回からもっと踏み込んで、私たちが普段お客様にお勧めしている「具体的な商品」をお伝えします。

長文になるので2回に分け、まずは「オススメ商品の選定基準」からいきたいと思います。

あくまでも情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘するものではありません。商品(銘柄)の選択、売買価格等の投資の最終決定は、ご自身の判断と責任のもとでされるようにお願いします。

あしたばの「つみたてNISAオススメ商品」選定基準

私たちは、投資未経験者・初心者の方につみたてNISAの商品をご提案する際、以下の項目を重視しています。

  1. 原則10年以上の運用実績があること
  2. 投資対象は「株式」をメインにしていること
  3. アクティブファンドであること
  4. 投資理念がしっかりとしていて、パフォーマンスも高いこと
  5. セミナーや動画等で継続的な情報提供を行う「顔が見える運用会社」であること

1つずつ見ていきましょう。

①原則10年以上の運用実績

投資信託はトラックレコードと呼ばれる「運用期間の長さ」が、商品の特徴を掴む上で重要なポイントになります。

これまでの記事でも再三お伝えしている通り、一般生活者が投資で成果を得るためには「長い時間をかけること」すなわち長期投資であることが必須です。

世の中には数多くのファンド(投資信託)が存在しますが、金融機関側が売り上げを増やすことを最優先に作られた「短命ファンド」も多々見受けられます。

10年スパンでの実績があれば、実際に長期投資を始める時の安心材料になるでしょう。未経験者・初心者の方であれば尚更です。

②投資対象は「株式」がメイン

こちらも前回の記事を含め再三お伝えしていることですが、長い目で見て投資で成果をあげるためには、成長資産である株式をしっかりと活用することが欠かせません。

つみたてNISAの対象商品は、国が「投資対象に株式を含んでいること」と決めているのですが、それでも安定資産である債券に多めに投資する「バランス型」も多数含まれています。

投資未経験者・初心者の方であっても、下手に「なんとなくバランス型」を選んでしまっては、資産の成長する期待値が大きく下がります。

あくまで株式メインをお勧めしています。

③アクティブファンド

「インデックス型かアクティブ型か」の違いについては前回の記事でも解説しましたが、どちらが良い・悪いというものではありません。

ただ、私たちは基本的にアクティブファンドをお勧めすることが多いです。

理由は下記の通り。

  • 運用会社が「長期投資に適した優良企業」を選定しており、「企業を応援し、その企業が中長期的に成長することで自分もリターンが得られる」という投資の本質を実感できる
  • コロナを機に同じ業界内でも「企業の優勝劣敗が分かれる」時代にますますなっているので、独自の調査をもとに優良企業を選定するアクティブファンドの方が、長期的なリターンの期待値が大きい

だいぶ細かい話になってきますので、今回はこれ以上の説明は割愛しますが、

特に一つ目は「投資未経験者・初心者の方」がつみたてNISAを始める上で、非常に重要な要素であると考えています。

④投資理念がしっかりしていて、パフォーマンスも高い

あえて「投資理念がしっかりしている」ことを挙げましたが、

ごく一部の運用会社は徹底的に「長期投資で顧客の資産を増大させる」方針を貫いている反面、そうでないように見受けられる運用会社もあります。

商品という意味でもですが、それを運用する会社そのものの投資理念が大変重要な判断基準になってくるのです。

ただ、これまでの「10年以上の運用実績」「投資理念がしっかりしている」という要件を満たしても、

「パフォーマンス(投資成果・運用成績)が全然ダメ」というのでは、そのファンドを選ぶうまみが少なくなります。

アクティブファンドということもありますし、少なくとも長期的に見てインデックス(指数)を上回っているファンドであることも、基準の一つにしています。

投資信託の種類②「パッシブ(インデックス)型とアクティブ型」 「勤務先の確定拠出年金(企業型DC/401k)の運用商品でパッシブ(インデックス)型・アクティブ型という分類があるけど、何がどう...

⑤セミナーや動画等で継続的な情報提供を行う「顔が見える運用会社」

運用会社は、定期的にレポートを公表したり、セミナー・動画等で顧客に情報提供を行っています。

ただ残念ながら、その多くはベテラン投資家など「玄人(くろうと)」向けのものが多い、というのが実情です。

一部の運用会社は、投資・運用のすそ野を広げよう!と熱心に活動していて、だれでも分かりやすいように「専門用語をできるだけ使わない」セミナー等を実施しています。

実際に、運用会社の代表者やファンドマネージャーやアナリストなど「運用のプロ」が自ら出向いて(顔を出して)説明してくれるケースも多いです。

投資未経験者・初心者の方であれば、投資成果の期待値など以上に、こうした丁寧なフォローをしてもらえることによる「安心感」も、商品を選ぶ上での重要なポイントになるかもしれませんね。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

いよいよ次回、具体的な商品について発表・解説しますので、ぜひご覧ください。

つみたてNISA「初心者向けおすすめファンド」②具体例(投稿日:2020年10月17日) 「投資未経験者・初心者の方」がつみたてNISA(積立NISA)を始める時のオススメ商品について...

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収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なつみたてNISAやiDeCoの活用法と注意点から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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