お金の基礎知識

今こそオススメ!窓リノベの補助金について解説します

いよいよ冬本番、本格的な寒さを迎えています。

冬ならではの気温といえる一方で、光熱費が高騰しているので、暖房費の負担はお財布に厳しいですよね。

実は、家の中から逃げていく熱の半分は窓からと言われており、熱が逃げないよう窓に対策することがとても有効なんです。

方法はいろいろありますが、より高い効果を感じたいならリフォームはいかがでしょうか。

そうはいってもリフォームするにはお金がかかる…と思った方に朗報です!

実は政府の事業で、窓のリフォームに対して補助金を出すというものがあり、今回は先進的窓リノベ2024事業について解説します。

知らないと損するかも?国や自治体への補助金の申請をお忘れなく!国や自治体へ申請することでもらえる補助金や助成について解説します。実は対象者なのに知らなくて申請し忘れたとならないよう、参考にしてみてくださいね。...

先進的窓リノベ事業とは

先進的窓リノベ(2024)事業とは環境省が行う事業で、住宅省エネ化を支援する4つの補助事業「住宅省エネ2024キャンペーン」のうちの1つです。

政府は家庭部門の省エネを強力に推進し、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等を積極的に支援することで2050年カーボンニュートラルの実現に繋げようとしています。

自宅を先進的窓リノベ2024事業を利用してリフォームを行う場合、既存住宅の窓を交換したり、内窓を設置したりすることができ、家の断熱性アップにつながるので家の寒さにお困りの方は積極的に利用したいですよね。

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、排出を全体としてゼロにする政策です。

政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。

脱炭素ポータル『カーボンニュートラルとは』

先進的窓リノベ事業の対象になる工事

補助対象の工事は、開口部(窓)の断熱改修(リフォーム)です。

具体的には、

  • ガラス交換
  • 内窓設置
  • 外窓交換
  • ドア交換

上記4つの工事が補助対象です。

ガラスを複層ガラスに変更したり、内窓を設置することで熱が外に出てしまうことを防ぐことができます。

筆者の自宅は中古住宅を購入・リノベーションして居住していましたが、その時に内窓を設置しました。

内窓をつけたことで、部屋のあたたかさをしっかりキープできることを実感しています!

例えば、空気の入れ替え時に窓に触れると、内窓と外窓の温度が全然違っていて、外窓があまりにつめたいのでとてもびっくりします。

窓部分のリフォームの一例として、ご参考ください。

先進的窓リノベ事業で補助される金額

補助額は、住宅の建て方・設置する窓の性能と大きさ・設置方法に応じて金額が変わります。(補助額の範囲は、一戸当たり5万円から最大200万円まで

具体的には以下3つの要素が関係します。

  • 住宅の建て方(戸建住宅・低層集合住宅・中高層集合住宅の3区分)
  • 窓の性能区分(P・S・A・Bの4区分)
  • ガラスのサイズ(大・中・小・極小の4区分)

これらの組み合わせで補助額が変わりますが、最大で200万円の補助が出るのはうれしいですね。

自宅のすべての窓をこの事業で賄うことが難しい場合は、必要な部分だけに絞って工事を行うこともできます。

受けられる補助を十分に活用しましょう。

先進的窓リノベ事業の対象となる期間

対象期間になる期間は下記の3つがあります。

  • 契約期間:工事着手日以前
  • 工事着手期間:2023年11月2日以降に対象工事に着手したもの(工事は、断熱窓への改修を含むリフォーム工事全体をいいます。)
  • 交付申請期間:2024年3月中下旬~予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日まで)

この事業における予算は1350億円もありますが、達してしまうと補助を受けられませんので、リフォームを検討中の方はお早めに!

先進的窓リノベ事業に関する注意点

この事業を利用する場合の注意点は3つあります。

注意点①住宅のみ対象

当事業において住宅というのは、人の居住の用に供する家屋をいいます。

不動産登記や固定資産の課税において、住宅以外の用途に分類されていたり、店舗や施設などの住宅以外の用途に仕様している場合は対象外になるので、ご注意ください。

注意点②申請できるのは登録事業者(施工業者)

補助の申請を行うことができるのは、事務局に登録された施工業者です。

登録事業者は、工事発注者に変わり交付申請等を行い、補助金の交付を受けた上で補助対象者に還元します。

そのため、依頼する施工業者がこの事業の登録業者になっているかを確認しましょう。(事業登録開始は2024年1月半ば以降)

注意点③補助金の還元方法

登録事業者は、交付された補助金を補助対象者に還元しますが、その方法は両者で合意した方法によります。

還元方法は2パターンあり、補助事業に係る契約代金に充当する、もしくは現金で支払う、から選択する必要がある点を覚えておきましょう。

先進的窓リノベ2024事業の詳細は、下記のサイトをご確認ください。

先進的窓リノベ2024事業

住宅省エネ2024キャンペーン

まとめ

窓のリノベ事業2024について解説しました。

冬の寒さを軽減し、居住環境を改善する際に利用できる事業です。

ポイントをしっかり理解し、補助を受けることで自己負担を減らしながら、快適な住まいを手に入れましょう。

今回は窓のリフォームについて取り上げましたが、住まいに関係する費用というのは他にもたくさんありますよね。

制度を知ってうまく使っていても、将来の不安をなくすことはなかなか簡単ではありません。

住まいに関するお金に関して不安がある方は、是非あしたばへご相談ください。

お客様ひとりひとりに合ったプランを、経験豊富なファイナンシャルプランナーがご案内します。オンラインでのご相談も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

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