つみたて投資

暴落したらNISAはどうする?やっていけないNG行動をFPが解説

株価が暴落したらNISAはどうしたらいい?

2024年8月、日経平均株価が歴史的な大暴落となったのは記憶に新しいでしょう。

資産運用をしているみなさんは、非常に不安なお気持ちでしたよね⋯

今回はすぐに回復しましたが、今後も同じように暴落してしまったら運用しているNISAはどうすればよいのでしょうか。

今回は、暴落時のNISAの対応についてお話します。

資産運用で不安なことがありましたら、ぜひ私たちあしたばにご相談ください!

みなさまの不安を軽減し、資産を守れるようアドバイスさせていただきます。

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株式市場は必ず暴落する時期がある

株式市場には必ず暴落する時期があります。

これは、投資をする上で覚えておかねばならないことです。

しかし、今までに暴落から回復しなかったことはありません

過去の市場を見る限り、暴落がずっと続く可能性は極めて低いといえます。

例えば、米国の代表企業500社の平均株価であるS&P500の過去30年の推移を見てみましょう。

米国では、過去30年に以下のように株価が下落する出来事がありました。

  • 2000年:ITバブルの崩壊
  • 2008年9月:リーマンショック
  • 2020年3月:コロナショック
  • 2022年2月:ロシアのウクライナ侵攻

短期的には上のような株価の下落がありましたが、数々の暴落を乗り越え、2024年9月23日には史上最高値を記録しています。

このように、多少の大小はあるものの数年に一度のペースで暴落は起こります

米国に限らず、世界各国の市場で株価は下落と上昇を繰り返してきました。

バブル崩壊後の日本のように、回復まで何十年もかかる場合もあるかもしれません。

しかし、人間が経済活動を続ける限り、長期的に経済は右肩上がりに成長する可能性が高いといえます。

人々の「もっと暮らしを良くしたい」という想いに応えることで企業が成長し、経済も発展するのです。

暴落時にNISAでやってはいけないNG行動

それでは、株価が暴落したとき運用しているNISAはどうすればよいのでしょうか。

あしたばでは基本的に、投資の初心者さんには一括投資ではなく積立投資をオススメしています。

ここでは、NISAでインデックスファンドを積み立てている方に向けて、やってはいけない行動をお伝えします。

暴落時にNISAでやってはいけないNG行動
  1. 売却する
  2. 積立投資をやめる

詳しく解説します。

NG行動①売却する

下がっているときに資産を売ってしまうと、損失を確定することになります。

株価は短期では上がり下がりを繰り返しますが、いずれ元の水準に戻るもしくは元の水準より上がる可能性が大いに考えられます

しかし、株価が下がっている状態で売ってしまっては、その後の回復の利益を見込めません。

たとえ、暴落時でも慌てて売却しないようにしましょう

NG行動②積立投資をやめる

あしたばでもオススメしている積立投資。

ある金融商品を一定金額で定期的にコツコツ購入していく積立方法は「ドルコスト平均法(定額購入法)」とも呼ばれます。

一定金額を買い付けるため、商品の価格が上下すれば購入する数も以下のように変動します。

  • 価格が高いとき→購入する数を少なくする
  • 価格が安いとき→購入する数を多くする

ドルコスト平均法により、平均購入価格は平均化され、価格変動リスクを軽減できます。

つまり、積立投資では暴落時(=商品の価格が下がったとき)はたくさん買えるチャンスです!

暴落したからといって積立投資をやめてしまっては、たくさん買える機会を逃してしまいます。

暴落時こそチャンスととらえ、市場から退場せずにコツコツ積立投資を続けましょう

ドルコスト平均法については、こちらの記事でわかりやすく解説しているのであわせてご覧ください!

積立投資(分割投資)の時間分散効果「ドルコスト平均法」とは積立投資(または分割投資)をする時は、「定期的に・少額かつ定額で・コツコツと」投資をしていきます。 このやり方(手法)のことを「ド...

2024年8月日経平均株価の暴落の振り返りと2024年10月現在の状況は?

2024年8月5日、日経平均株価は前日値を大きく下げ、終値は3万1,458円となりました。

2024年8月5日の日経平均株価の下落幅

▲4,451.28円(▲12.40%)

2024年7月11日に史上最高値となる4万2,224円を更新したところから、わずか3週間で1万円以上値下がりしたのです。

これまでの日経平均株価の最大の下落幅は、ブラックマンデー翌日1987年10月20日の▲3,836円。

2024年8月5日はこれを上回る過去最大の下落幅を記録し、下落率でもブラックマンデーに次ぐ2番目です。

日経新聞の号外も発行されましたね!

この暴落のより詳しい内容や急変の要因については、こちらの記事をご確認ください。

【2024年8月】日本株のブラックマンデー超え大暴落の要因をFPが解説!こんにちは。あしたばの安藤です。 昨日8/5の日本の株式市場は、日経平均をはじめ主要株価指数が軒並み記録的な下落率となって取引を終...

一方、翌日の8月6日には3217.04円(10.22%)高と一転して過去最大の上げ幅を記録しました。

その後、9月末に自民党総裁選の影響で再び下落がありましたが、2024年10月22日の終値は38,411.96円です。

2023年10月からの1年間の日経平均株価のチャートは以下のとおりです。

暴落しても年初より4,000円も高値を維持していますね!

暴落時にあしたばがお伝えしたいこと

そもそもNISAは長期投資を前提としています。

長期投資では、長い目で見て株価が上がればOKです。

暴落時は、株や投資信託を多く買えるチャンス。

あしたばでは「短期間で20%超の暴落があれば、追加投資の積極提案を検討する」という明確なルールを設けています。

そのときは会員のみなさまにアラートメールをお送りしております!

追加投資の提案をしたのは、2020年3月のコロナショックと2024年8月の暴落時の2度だけです。

ただし、暴落時の追加投資は精神的に難しい方もおられるため、絶対ではありません。

しかし、暴落時でも投資は絶対にやめてはいけません。

実際に、コロナショックのときの我が社のお客様は一人も投資をやめませんでした。

コロナショックでも淡々と投資を続け、3ヶ月後の2020年6月末時点では91.6%のお客様の成績がプラスとなっていました。

そのときの記事はこちらです。

【動画あり】コロナショックを経て得られた成果(この記事は2020年7月3日に執筆しました。) 前回の続編です。 2020年上半期の株式市場は、コロナショックと呼ばれる暴...

この記事からもわかるように、投資は長く続けることが最も重要です。

目先の株価に一喜一憂してはいけません!

売買のタイミングを計らず、あくまでも淡々と長期的な視点で投資を続けていきましょう。

まとめ:暴落時でも長期的にNISAを続けることが大事

今回は、暴落時のNISAの対応についてお伝えしました。

最後に暴落時にやってはいけないNG行動をおさらいしておきましょう。

暴落時にNISAでやってはいけないNG行動
  1. 売却する
  2. 積立投資をやめる

暴落はこれからも何度も起こります。

暴落ではとてつもないストレスを受けるため「これ以上損したくない」と投資をやめたくなるのは当然です。

しかし、何度も申し上げますが投資は長く続けることが重要

暴落時でも信頼のおけるFPに相談できる環境であれば、やめずに続けられるでしょう。

私たちあしたばはお客様に寄り添い続けるFPを目指しています。

ぜひお気軽にご相談くださいね。

弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、創業当初からiDeCo/イデコや企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています

収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なiDeCo活用法と注意点から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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問10 : 金銭面で不安なこと・モヤモヤすること(複数選択可)