セミナー・イベント

ふるさと納税セミナーを開催しました。(2020年11月3日)

毎年10月くらいから年末調整の時期にかけて、ふるさと納税の注目度が高まります。

今年も例年通りご質問いただくことが多くなり、「ふるさと納税をテーマにオンラインセミナーをしよう」ということに^^

弊社のお客様を中心に案内させていただくと、あっという間に10名超のお申込みをいただきました。(昨年と同じく大人気!)

いよいよ当日。なんと欠席者はゼロです。

それだけみなさん真剣に「ふるさと納税を活用したい!」と考えているということですね。

なお、今回は以下のような構成にしました。

  • 第1部 ふるさと納税の仕組みとポイント
  • 第2部 ふるさと納税の活用事例
  • 第3部 他の「年末駆け込み」が可能な控除制度
  • 第4部 来年に向けて

特に第1~2部がメインテーマのため、そこを中心にザックリと内容をお伝えします。

第1部でお伝えした内容

第1部では、ふるさと納税の「制度趣旨」からメリット・注意点まで網羅的にお伝えしました。

ふるさと納税の制度趣旨

多くの人が首都圏以外の地方で生まれ、その自治体(市区町村など)から医療や教育など様々な住民サービスを受けて育ちます。

しかし、進学や就職を機に「生活の場を都市部へと移す方も多い」のが現状。

そうなると、税金を納めるのも都市部となり、地方出身の人が生まれ育った故郷=「ふるさと」の自治体には税収が入りません。

そんな中、

『今は都会に出てきていても、自分を育ててくれた「ふるさと」を少しでも応援できる制度があった方が良いのでは』

という声が上がり、創設されたのが「ふるさと納税」制度です。

ふるさと納税のメリット

  1. 自らの意思で、応援したい自治体に寄附(納税)できる
  2. 寄附した自治体から「お礼の品」がもらえる
  3. 税金の控除が受けられる

おおまかに言うと、ふるさと納税のメリットは上記3つです。

セミナーでは、「寄附をする側(納税者)」「寄付をされる側(自治体)」それぞれの目線をふまえ、くわしくお伝えしました。

ふるさと納税の注意点

  1. そもそも、「節税」にはならない
  2. 税控除を受けられる「上限額」がある
  3. 税控除を受けるための手続きが2通りある(「ワンストップ特例」と「確定申告」)

「ふるさと納税=お得な制度」というイメージが浸透しているため、「節税効果が大きい」と思っている方も多いのですが、、、

ごめんなさい、それは誤解です。

ふるさと納税は、「住んでいる自治体に納める住民税の一部を、他の自治体に移す」制度。

払う税金が安くなる訳ではないのです。

加えて、「税控除を受けられる限度額」についてもお伝えしました。

目安もありますが、詳細は「収入や各種控除の利用状況」など個々人の事情をふまえてシミュレーションする必要があります。

限度額を判断する上で留意すべき点なども解説しました。

最後に、手続きについて。

確定申告が基本ですが、一定の要件を満たすと「ワンストップ特例」を利用できるので、ポイントをお伝えしました。

この記事では上記の詳細については省きますが、こちらの記事(↓)でも解説していますので、ご参考ください。

ふるさと納税の基礎知識「そもそも、ふるさと納税ってどんな制度?」 「ふるさと納税のポイントと注意点は?」 この記事では、そんな疑問にお答えします。...

第2部でお伝えした内容

このパートでは、実際にふるさと納税をする時の「やり方」と「具体的な事例」をお伝えしました。

ふるさと納税をする時の第一歩

いざやってみよう!となったら、「ふるさと納税サイト」のサービスを利用することになります。

楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、さとふる etc…

様々なサイトがありますが、執筆者・FP安藤のオススメは「楽天ふるさと納税(上図)」!

  • クレジットカードでの支払いが可能で、ポイントも貯まる
  • 上限額の詳細シミュレーションを使うと、かなり正確な金額が出せる

こうした優位性があるためです。

今回のセミナーでは、楽天ふるさと納税のサイトを実際に操作する画面をお見せして、ふるさと納税未経験の方にもイメージを掴んでいただけるようにしました。

上図のような上限額のシミュレーションも、一緒にケーススタディ。

シミュレーションで必ずしも正確な金額が出せるわけではないですが、「どこに何の情報を入力するか」をミスしてしまうと金額はだいぶ変わってしまうので、ここはちゃんと使いこなしていただきたいですね。

FP2名の活用事例も紹介

実際にシミュレーションなどをしてみた後は、FP安藤・福永のふるさと納税活用事例をお伝えしました。

災害の復興支援プランがあったり、ある自治体では「ロケットを飛ばすプロジェクトを応援できる」プランもあったり、単に“お礼の品狙い”ではない活用法もご紹介。

もちろん、「こんなお礼の品もありますよ」というお話もたっぷりしました^^(ちなみに福永FPはエビがイチオシとのこと 笑)

一層リアルにイメージしていただけたことと思います。

受講者の声(原文ママ)

「”このセミナーに参加すればふるさと納税について理解できる!” 的にコンパクトにわかりやすく説明していただき大変助かりました。」

「シミュレーションや事例を交えながらの説明で分かりやすかったです。確定申告とワンストップ特例の違いも、自分だけで選択していたらスルーしてしまいそうなので為になりました。」

「ふるさと納税だけでなく、iDeCoやその他国のお得制度を絡ませて進めてくださったのでお得感満載。」

第3部・4部の内容は割愛しますが、年末にかけて駆け込みでできる節税方法などもお伝えしました。

そして最後にGoogleフォームでアンケートを実施し、このような嬉しいコメントをたくさんいただきました。

私たちは普段、「つみたて投資による中長期的な資産づくり」のサポートに力を入れていますが、

資産づくり以外でも、今回のふるさと納税のような「多くの方にメリットがある制度等」について、できる限りタイムリーな情報提供を心掛けています。

「お客様の人生に寄り添う総合金融アドバイザー」として、今後も精進してまいります!

弊社横浜のFPオフィス「あしたば」は、NISA・ジュニアNISAやiDeCo/イデコ・企業型確定供出年金(DC/401k)のサポートに力を入れています

収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「具体的なNISAやiDeCoの活用法と注意点」から「バランスのとれたプランの立て方」まで、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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問3 : キャッシュレス決済(クレカや●●Payなど)を積極的に利用している
問4 : ポイント投資をしている
問5 : ふるさと納税を活用している
問6 : 毎月の収入と支出を把握している
問7 : 5年以内に保険を見直した
問8 : ねんきん定期便を毎年チェックしている
問9 : 入院・通院費などの医療費が多くかかった年は、確定申告をしている
問10 : 金銭面で不安なこと・モヤモヤすること(複数選択可)