(投稿日:2020年10月9日)
みなさんは、グリーン車に「乗る派」「乗らない派」どちらですか?
僕は「乗る派」です。
先日も研修を受けに行く時に、JR東海道線の横浜ー東京間でグリーン車を利用しました。
この行為を単純に「浪費」と捉えるか、それとも「投資」と捉えるか、、、
意見が分かれるところでもあると思いますので、ふとブログに書いてみた次第です。
浪費と消費の違い
それぞれの定義を確認しておきましょう。
「浪費」とは、投じたお金や時間が、将来に向かって明確な価値を生み出さない行為。一言でいえば「無駄づかい」です。
例:一度も読まない本を買う、なんとなく毎日コンビニに寄ってお菓子を買う、ブランド品の爆買いや頻繁な外食等でむやみやたらと贅沢する
逆に「投資」は、お金や時間を投じることによって、将来に向かって何らかの価値を生み出す(リターンを得られる)行為。
例:キャリアアップを見据えて資格取得の勉強をする、健康を保つために週2回のランニングを始める、異業種交流会に参加して業界の垣根を越えた人脈をつくる
金融の世界で「将来の資産をふやすために、株式や債券にお金を投じること」が一般的な投資の定義として認識されていますが、広義の意味では上記のようにいわゆる「自己投資」的な行為も含まれます。
同じ行為でも、本人の「意味づけ」が重要
先ほどいくつか例をあげましたが、ある行為が「それは浪費」「これは投資」と必ず決まっているものではありません。
例えば、コンビニでお菓子を買う行為。
ただなんとなく毎日買いに行くなら、これは「浪費」でしょう。
コンビニでうろうろしたこと、お菓子を買ったことが、将来なにかプラスの「価値」を生み出していません。
そこにかけた時間やお金が無駄となり、むしろお菓子の食べ過ぎで健康に害を及ぼすかもしれません。
しかし、「コンビニの市場調査のため」とか「ストレス発散を兼ねて週2回コンビニのスウィーツを買う」という明確な目的があったらどうでしょう?
ある店舗の商品の陳列方法から、自分の仕事にいかせるヒントを得られるかもしれません。
週2回のコンビニスウィーツがストレス発散になるなら、明日の仕事や勉強などのパフォーマンスを高めるコスパの良い作戦かもしれません。
これらは「投資」といえるのではないでしょうか。
同じ行為でも、その人が「どんな意味を込めて」それをしているかによって、浪費にも投資にもなるということですね。
FP安藤がグリーン車に乗る意味
僕は、次の何れかに当てはまる時はグリーン車に乗ると決めています。
- 「仕事(作業)」 今やるべき業務があり、集中して作業したい時
- 「休息」 研修や面談の前に疲労感があり、混雑した普通車よりもグリーン車で快適に仮眠をとることでリフレッシュしておきたい時
- 「打合せ」 スタッフ等と一緒に電車に乗る際、パソコンや資料を出すなどしてキッチリとした打合せをしたい時
どれも普通車で全くできないことではないかもしれませんが、「普通車よりグリーン車での方がパフォーマンが高まる」と判断した時には迷わずグリーン車に乗るようにしています。
前述の横浜ー東京間で780円(平日・事前料金)なので、正直、目的がないなら絶対乗りません。
それくらい、基本的に僕はお金にシビアです。
(スーパー巡りをしたりアウトレットに行って、安く良い物が手に入った時の快感にひたるタイプ(笑))
でもあえて乗るのは、「780円以上の価値」を生み出してくれると思うから。
実際、僕がグリーン車に乗った時は、そう実感することがほとんどです。
上記のような明確な目的があれば、「お金をかけた分だけ有意義に過ごそうと時間をフル活用し、得られるものも大きくなる」ということなのでしょうね。
このように、僕にとってのグリーン車に乗る行為は、将来得られる価値を生み出す「投資」。
それも非常にコスパの良い投資と捉えています。
終わりに
今回の内容も、完全に僕の私見ですから、価値観を押し付けるつもりはありません。
グリーン車は絶対乗らない(乗ったことがない)人も多いですし、
逆に僕の知り合いで「通勤は毎日往復共にグリーン車。普通車で体力を消耗したら、職場での激務に耐えられないから」と言い切っている人もいます。
それぞれ考えがあってのことでしょうから、もちろん尊重したいです。
ただもし、「なんとなく勿体ない」「混んでいても普通車で我慢できるし」というお考えなら、
「逆に勿体ない思考パターン」のケースもあるのでは?と思います。
グリーン車に乗ることで作業がはかどったり、疲れが溜まりづらくなったり、、、
実は得られるものがあるかもしれません。
今回お伝えした「投資」に当てはまる可能性があれば、ぜひ一度思い切ってグリーン車に乗ってみてはいかがでしょうか?
車内で思いついたことから、ビジネスチャンスを掴めた!なんてことがあるかもですよ^^
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