お金の基礎知識

メタバース関連銘柄は要チェック?株価の今後の見通しは?

「メタバースって何?」

「どんなビジネスが期待できるの?」

この記事は、そんな疑問がある方向けの内容です。
アメリカのフェイスブック社が「メタ・プラットフォームズ」と名を変えたことにより急速に注目が集まり始めたメタバース事業。アメリカはもちろん、国内でもメタバース関連銘柄に注目が集まり始めています。

メタバース最大の特徴は、広大な仮想空間で経済活動を行える点ですが、なぜこれほど注目されているのでしょう?じつは、メタバース注目の裏にはそれを支える環境の醸成があったのです。

この記事では、メタバースでできることや注目の理由、今後の見通しについて解説していきます。

最近話題の「メタバース」とは?

メタバースとは、主にコンピュータを使ったオンラインネットワーク上に構築される仮想空間のことです。特定のサービスを指す言葉ではなく、仮想空間全体を意味する言葉です。

例えば、3Dアバターを操作してコミュニケーションを楽しむ『VRChat』もメタバースの1つですし、1997年にリリースされたオンラインゲーム『ウルティマオンライン』もメタバースの1つです。

そのため、メタバースはサービスの数だけ世界があり、それぞれの世界で提供されるサービスやできることなどが異なります。

ちなみに「メタバース」という言葉が登場したのは1992年のことで、SF作家のニール・スティーヴンスン氏が、小説・『スノウ・クラッシュ』の中で用いたのが始まりでした。

それ以降、私たちはさまざまなメタバースサービスに触れてきていましたが、メタ・プラットフォームズが大々的に使い始めたことで、言葉が浸透することとなりました。

メタバースが可能にすること

メタバースの「仮想空間を自由に作れる」という特徴は、コミュニケーションやビジネスにおいて大きなメリットとなります。

私たちは普段現実空間で生活する中で、移動・空間・モノなどさまざまな分野で制限を受けていますが、メタバース内ではこれらの制限が減る、もしくは無くなる部分が多く、より自由な活動や表現が可能となります。

ここでは、特に代表的なメタバースが可能とする事項を3つ紹介します。

場所や時間の制約を取り払える

メタバースはオンラインネットワーク上に創出されるため、空間の制約がありません。空間を保存する容量が許す限り世界を広げられますし、そこに創造する世界の形や規模も自由自在です。

極端なことを言えば、宇宙規模の空間をも作れますし、メタバース上に100階建てのオフィスを設けることもできます。

また、インターネット環境があればどこからでもアクセスできるため、目的の場所へ行くまでの時間的制約もありません。

すでにRISAVoicePingなど複数のバーチャルオフィスサービスもスタートしており、テレワークの生産性アップの関連からも注目されています。

新たな経済圏やビジネスを創出できる

メタバース上に多くのユーザがアクセスすれば、それだけビジネスのチャンスも広がります。商品の広告や販促、オンラインイベントや商談など、さまざまな利用方法が考えられます。

今までもオンライン上でのビジネスは行われてきましたが、メタバースには空間としての広がりがあり、ユーザへの訴求方法もより視覚的・直感的なものになると考えられます。

例えば、ウィンドウショッピング用のディスプレイを用意したり、アバターに服を着させて広告したり、車の3Dモデルを用意して試乗してもらったり、より現実世界に近い経済活動が可能になります。提供するものがデジタルコンテンツならそのまま販売もできるでしょう。

インターネットビジネスの普及によってデジタルマーケティングやデジタルコンテンツなどが創出されたように、メタバースの普及によりメタバースマーケティングやメタバースコンテンツなどの創出が考えられます。

モノを使わずSDGsとの相性も良い

ビジネスとは別方面の視点に、SDGs(持続可能な開発目標)との相性の良さがあります。SDGsが掲げる17の目標の中には、目標11「住み続けられるまちづくりを」や目標12「つくる責任つかう責任」など、資源や環境に関する目標も設定されています。

メタバースは仮想空間上を構築するという特性上、空間構築に資源を必要としません。つまり、どれだけ高いビルを建てようが、どれだけ広いコンサートホールを作ろうが、現実世界の資源は消費されないのです。また、そこへ行くための燃料も消費しないため、CO2排出の観点からもメリットがあると言えます。

もちろん、現実世界でないと得られない情報もあるため、必要性に応じて使い分けることで限りある資源の節約にもつながるのではないでしょうか。

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代表的なメタバース関連銘柄

メタバース関連で代表的な銘柄の例を挙げると下記のような企業があります。

国内の代表的なメタバース関連銘柄

  • グリー(3632)
    バーチャルライブ配信サービス『REALITY』を中心に展開
  • ソニーグループ(6758)
    KIRKIBと協力して『Fortnite』運営会社・Epic Gamesに投資
  • サイバーエージェント(4751)
    バーチャル店舗開発事業に特化した、㈱CyberMetaverse Productionsを設立
  • シャノン(3976)
    メタバース型バーチャルイベントサービス『ZIKU(ジクウ)』を展開
  • KDDI(9433)
    都市連動型メタバース『バーチャル渋谷 au 5Gハロウィーンフェス2021』を開催

海外の代表的なメタバース関連銘柄

  • マイクロソフト(MSFT)
    ビジネスプラットフォーム『Mesh for Microsoft Teams』の提供
  • メタ・プラットフォームズ(FB)
    コミュニケーションプラットフォーム『Horizon Worlds』の開発、メタバース関連製品実店舗「メタストア」の運営
  • エヌビディア(NVDA)
    仮想空間上の共同開発プラットフォーム『NVIDIA OMNIVERSE』の開発やPC用GPUの提供など技術的支援

ゲームや映像業界での実績を持つグリーやソニーグループ、エヌビディア、通信事業を手掛けるKDDI、SNSで成功を納めたメタ・プラットフォームズなど、メタバースに親和性のある企業が並んでいます。

現在はサービスのスタートアップ段階、または準備中の段階が多いですが、いずれの企業もメタバースへの投資額は大きく、グリーは100億円規模、ソニーグループはレゴグループの持株会者であるKIRKBIと協力して約2,500億円の投資、メタ・プラットフォームズに関しては1兆円超の投資を宣言しています。

新規開拓分野のため先の見えない部分はありますが、ビジネスチャンスの大きさから投資額も大きくなっています。

メタバース関連銘柄の株価は今後どうなる?

メタバース関連事業で具体的な実績を出している企業はまだ少ないですが、少ない事例からでも注目度の高さを垣間見ることができます。

例えば、バーチャル配信サービス『REALITY』を手掛けるグリーは、2021年8月にメタバース事業への積極投資を宣言した後に株価を大きく上げ、2021年6月には500円台だった株価を一時は1,000円以上まで伸ばし、2022年7月現在は800円付近で安定させています。

『ZIKU』を手掛けるシャノンも好調で、特に『ZIKU』リリース直後は1,300円前後だった株価が2,700円以上まで急上昇することも。

現在はメタバース事業の数が少ないこともあり、個々の注目度が高くなっている影響はあると考えられますが、市場はメタバースに対してポジティブな印象を持っているのではないかと考えられます。

市場が開拓された後は珠玉混合になると考えられる

現在のメタバース市場は少数のパイオニア企業が先導している状況ですが、メタバース開発技術が一般化され、多くの企業・多くのユーザが参入すると珠玉混合の状況へと変化していくと考えられます。

現在は「メタバース=珍しい」というアイデンティティがありますが、一般化するほどに「メタバース=1つのプラットフォーム」という、ビジネスのベースを形作る概念に溶け込んでしまうと考えられます。

つまり、メタバースがあたり前になり、差別化の武器にはなり得なくなるということ。すると結局はサービスの質で勝負することとなり、プラットフォームが現実世界かメタバースかの違いしかなくなってしまいます。

そのため、メタバース関連銘柄でアドバンテージを掴んでおきたいなら、メタバース黎明期とも言える現在から企業をチェックしておくのが良いでしょう。メタバース事業に先行投資をした企業が、市場の土台を支える存在になる可能性もあります。

メタバース市場は始まったばかり!市場を追うのもアリ

メタバース事業はまだ始まったばかりで、むしろ「市場」と呼べるほど多くの企業が参加している状況でもありません。

今後、多くの企業の参入が想定されますが、市場の始まりを知っておくと根本的な価値観や需要などの面でゆるぎない知識を持っておくことができます。

企業数が限られる今のうちから市場をチェックしておいて、自分の得意分野とするのもアリかもしれませんね。

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