(この記事は2020年6月29日に執筆しました。)
2022年6月現在、税金の支払いに対するボーナス付与は「無し」に改定されています。ご注意ください。
こんにちは。税金の納付がいつも期限ギリギリ、FP安藤です。(毎回なんとか間に合います(笑))
今回はブログということで、ちょっとラフにいきたいと思います。
実は今日、「PayPayで税金を払うことができる」ということを初めて知りました。(住民税、固定資産税、不動産取得税、個人事業税など。自治体によります。)
実際払ってみると、、、自分的には衝撃のメリットがあったので、居ても立っても居られずブログに書くことにした次第です。
※支払い完了時の画像付き
今日の出来事の背景
そもそも、安藤はキャッシュレス推進派
僕は、PayPayのヘビーユーザーです。
PayPay等のスマホ決済を駆使することで、自分自身が利便性とポイント等の金銭面でのメリットを受けられますし、世の中の生産性を押し上げることに繋がるため社会貢献性が高いと考えています。
<他の記事でもキャッシュレス決済を推奨しています>
PayPayは2018年後半の「20%還元キャンペーン」で瞬く間に有名なスマホ決済手段となり、支払いができる加盟店舗数も業界No.1
僕もキャンペーンに惹かれて少しずつ使い始め、その利便性と金銭的メリットから、今や私生活の決済は50%程度がPayPayです。(残りはクレジットカードと現金。たまにLINE PayやiDも使います。)
クレカでもスマホ決済でも、納税できることが判明!
そんな中、今日のお昼ごろに何気なく郵便局に行って住民税(横浜市)を払おうとしたのですが、ゲキ混みで萎えてしまいました。
※弊社は小さい会社なので「普通徴収」という給与をもらった人が自分で払う方式です。
どうしようかなー、なんとなくコンビニで払うのもなあ(お昼時で混んでるだろうし)
と思ってふと納税通知書の裏面を眺めてみると、、、
「クレジット納付」「スマートフォン決済による納税」と書いてあるではありませんか!
FPとしての知的好奇心で、まずは上から調べていくことに。
クレジット納付
納税通知書に書いてある通りに調べてみると、本当にありました。
役所や金融機関等に出向いて端末に入れる決済ではなく、納付サイトにアクセスして完結させる方式です。
●横浜市の市税納付方法のページ(クレジットカード)
※令和2年度課税分よりとなっており、どうやら今年からのようです。
おお、凄い! ということは、ポイントもつくの!?
と期待しましたが、
案の定「システム利用料がかかる」とのことで、よくみると約1%でしたから一般的なクレカのポイント付与率的には相殺されてしまうことが分かりました。
ちょっと残念… でも便利ですけどね!(ポイント付与率高いカードならそのメリットも大きいです)
スマホ決済による納税
ということで、やや意気消沈しながらスマホ決済も調べてみることにしました。
●横浜市の市税納付方法のページ(スマホ決済)
※令和2年4月1日利用開始となっており、こちらもどうやら今年からのようです。
へー、LINE PayもPayPayもいけるんだ。すごい。
と思いつつ、「どうせ手数料がかかるか、ポイント付与対象外なんでしょ」と期待せずにもう少し調べました。
そうすると、「手数料はかかりません」と明記されており、まずは一安心。
で、肝心のポイントについてはこんな感じでした。
LINE Pay の場合
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3245
「LINE Payカード」での「チャージ&ペイ」という方式ならポイントが付与されるとのこと。
※「LINEポイントクラブ」における「マイランク」に応じて、1%~最大3%分のLINEポイントが還元されます。
普段からこの方式を利用している人にとってはメリットが大きいですね!
ただ、LINE Payは今年5月から条件が厳しくなって、「LINE Payカード」を作っていないと基本的にはポイントが付与されないことになってしまいました。
僕は残念ながら「LINE Payカード」は持っていませんし、新たに作るつもりもないので、LINE Payの活用は断念。
普段ヘビーユースしているPayPayに僅かな望みをもって調べました。
Pay Pay の場合
https://paypay.ne.jp/event/bill-payment/
ん、、、なんと!
「PayPayボーナス0.5%~1.5%付与」と明記されているではありませんか!!
PayPayも今は以前のような高還元率ではなく、1ヶ月の利用回数・利用金額に応じて0.5%~1.5%のポイントが付与される仕組みです。
下の方に「お支払いはPayPay残高のみ」とありますが、普通に銀行口座からの入金でも残高チャージが出来ますし、手数料もかかりません。
(ちなみにクレカからの入金はヤフーカードだけになってしまいましたが、僕は持っているので活用しています。)
これなら、新たにカードを作ったりすることもなく、「基本的にだれでもPayPayで納税するメリットがある」といえそうですね!
実際にPayPayで納税した結果
そんなこんなで、実際にPayPayで納税してみると、、、
ほんとに払えた!
ほんとにポイントが付与された!!
なんとなく、収入はもちろん「ふるさと納税」の利用状況とかを読まれてしまう気がして恥ずかしいので、墨塗させていただきました。ごめんなさい。(でも一般的な年収なのがよく分かるかと思います^^;)
でもご覧になって予想できるかと思いますが、税金を払っただけで数百円規模のメリットが得られました。(軽めのランチが食べれるレベル)
繰り返しますが、義務である納税をしただけで、です。
僕の場合1%の付与率でしたが、0.5%でもそれなりでしょうし、1.5%の方はもっと大きいですね!
いやほんと、あまりの衝撃と喜びで、オフィスにて大声をあげてしまいました(笑)
(スタッフのみなさん、ごめんなさい)
今後納税するときは、しっかりPayPayを活用してポイント還元をGETしようと思います。(他にもっと有利な決済方法が出てくるかもしれませんので、そこはしっかりウォッチしないとですね)
※後日談ですが、前述の1ヶ月の利用回数・利用金額にもカウントされていることが判明しました。PayPayヘビーユーザーとしてはメチャクチャ大きいです!
2022年6月現在、税金の支払いに対するボーナス付与は「無し」に改定されています。ご注意ください。
最後に一言
いかがでしたでしょうか? 今回、自分としては非常に良い経験になりました。
既にこういったキャッシュレス決済やキャンペーン等を使いこなしている方もいますが、多くの方はそうではありません。
もっと多くの方にキャッシュレス決済のメリットを伝えていくことは、生活者に寄り添うFPとしての使命だと考えています。
上記のとおり、PayPayはもちろんLINE Payやクレジットカード決済も含めて、キャッシュレスで納税する方法には様々なメリットがあります。
「どれか一つが絶対有利」みたいなことはありませんので(日々変わっていきますし)、ぜひご自身にあった方法を探してみてくださいね。
これからも、僕自身の消費行動やお客様の体験談などから得たヒントを、多くの方に伝えていきたいと思います!
なお、キャッシュレス決済に関するご相談もできる限りお受けしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
(キャッシュレス決済のルールは、行政やキャッシュレス事業者の方針で日々刻々と変わっていきますので、100%生活な情報提供・アドバイスは難しいのが実情です。そのため、本記事も正確とは言い切れませんので、どうかご容赦願います。)
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
弊社横浜のFPオフィス「あしたば」では、収入・資産状況や考え方など人それぞれの状況やニーズに応じた「つみたてNISAやiDeCoの始め方」「家計・保険の見直し」「プランの立て方」など、ファイナンシャルプランナーがしっかりとアドバイスいたします。ぜひお気軽にご相談ください。