時事ネタ

「長期的な資産づくり」と「環境・社会面の問題」の関係性

私たちの主要なお客様である一般生活者のみなさんが長期的に資産をつくり、成長させるには、「投資信託等による長期分散投資・運用を通じて、長期的な資本市場のリターン(r)を家計に取り込むこと」が極めて重要です。

世界全体でみると、今後も人口増や新技術・新サービスの登場による消費・市場の拡大が見込まれるため、長期的な企業の成長と世界経済の成長につながり、それを反映する投資信託等を通じて家計資産を成長させることができるのです。

しかしながら、この「長期的な成長」の根幹を揺るがす様々な問題が、今まさに起きています。
それは、気候変動やプラスチック汚染、貧困、格差など、環境面・社会面での問題です。

例えば、気候変動。

産業革命以降の人類の著しい発展と同時に、温室効果ガスの排出量増大が続いており、地球全体の気温が上昇しています。

このまま石油や石炭に依存した経済活動が続き温室効果ガスが排出され続けるなら、この100年で地球の気温は4℃前後も上昇するといわれています。

4℃も上昇するとどうなるか、

猛暑や洪水など異常気象による被害、マラリアなど感染症の拡大、世界の食糧生産の減少、利用可能な水の減少、海面上昇による都市消滅etc…

上記のような甚大な被害につながることになり、世界経済の成長にも大きな影響を及ぼすことは間違いありません。

このように、人類が抱える環境面・社会面の問題を解決することは、「私たちが将来にわたって住みやすい・暮らしやすい、持続可能な環境・社会をつくる」ことになるのはもちろんですが、「一般生活者の資産を長期的に育てる」うえでも欠かせないことなのです。

私たちは、「お客様の人生に寄り添う、総合金融アドバイザー」として、お客様の資産を長期的に育てていくためのサポートを継続的に実施することを使命としています。

投資・運用や家計の見直し等のアドバイスを通してお客様の資産づくりに貢献するのはもちろんですが、お客様が資産を長期的に育てていくために欠かせない “世界経済の持続的な成長”の実現に貢献できるよう、環境面・社会面の問題解決にできる限りの力を注いでまいります。

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