お金の基礎知識

「株価指数」とは(日経平均やNYダウって何?)

(この記事は2020年7月1日に執筆しました。)

7月に入り、気付けば2020年も半分が経過しました。あっという間ですね。

一つの節目ということで、直近の「株価の動き」を振り返ってみたいと思いますが、まずは株価を振り返るうえで必要な「金融用語の基礎知識」についてお伝えすることにします。

【クイズ】

私たちが皆様の「投資・運用を生活に取り入れた、長期的な資産づくり」をサポートするうえで、必ずチェックしているデータに「主要な株式指数」があります。

この2020年4~6月の四半期で、次の日米の主要株式指数のうち、最も値上がり幅が大きかったのはどれでしょうか?

① 日経平均株価

② TOPIX(東証株価指数)

③ NYダウ(ダウ平均株価)

S&P500

⑤ ナスダック総合 

↓↓↓

 

↓↓↓(答えはこちら)

 

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~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

正解は、です。

初心者の方にとっては、日経平均ならまだしも「NYダウ」「ナスダック総合」という用語自体が なにそれ? という感じだと思いますので、ザックリとご説明していきます。

※「できるだけ分かりやすく」いきたいので、上記用語を説明するための難しい金融用語は可能な限り省きます。そのため、正確かつ詳細な説明にはなっていませんので、どうかご了承ください。

株価指数の基礎知識

そもそも「株価指数」とは

「株式市場全体」「特定の銘柄の集まり」などの、株価の動きを表すものです。

株式相場の状況を示すために、個々の株価を一定の計算方法でまとめてから数値化し、ある時点の株価を基準に増減していきます。

「株式市場や株式の集まり全体の、平均値」だと思っていただけると分かりやすいです。

では、今回のクイズで登場した「日米の主要株式指数」について、できるだけ分かりやすく解説していきます。

日経平均株価とは

おそらく日本で最もポピュラーな株価指数なので、ここをしっかり説明したいと思います。

日経平均株価は、東京証券取引所第一部に上場する約2,000社(銘柄)の株式のうち、日本経済新聞社が独自基準で選んだ有力企業225銘柄の平均値をベースに算出した株価指数です。

(「日経平均」や「日経225」とも呼ばれます。)

単純に言うと、その225社の株価が上がれば日経平均株価も上昇し、下がれば下落します。

そのため、大まかな日本の景気の良さや企業の成長力を把握することができるのです。

※単純に225社の株価を足して割っているわけではなく、その後の株式分割などをふまえ修正して計算しています。

また、日経平均株価は「1949年5月16日時点での対象となる225銘柄の平均株価176円21銭」からスタートていますが、対象銘柄は随時入れ替えが行われているため、入れ替え時の急激な変動を避けるための修正もされています。

(例えば2019年には、パイオニア・昭和シェル石油・千代田化工建設・東京ドームが除外され、オムロン・出光興産・バンダイナムコホールディングス・エムスリーが採用されました。)

このように、長いスパンでみて「あのときは日経平均がいくらだった」と比較できるように、過去からの数値の連続性が維持される仕組みになっているのです。

※数値の連続性を保つ仕組みは、以下に説明する他の株式指数にも共通して導入されています。

TOPIX(東証株価指数)とは

日経平均株価と並ぶ、日本の代表的な株価指数。東京証券取引所第一部に上場する約2,000社(銘柄)の株価の平均値を数値化したものです。

(TOPIXのまま呼ばれていることが多く、カタカナで読むと「トピックス」です。)

日経平均株価は東証一部上場企業のうち225社に絞り込まれていますが、TOPIXは東証一部上場企業の全ての株価を指数化していますので、日本の大手企業全体の業績や将来性を把握することができます。

なお、1968年1月4日の時価総額(当初数値は8兆6020億5695万1154円)を100として、そこから新規上場・上場廃止・増減資・企業分割などをふまえて修正されています。

NYダウ(ダウ平均株価)とは

「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社」が算出する、米国を代表するニューヨーク株式市場の株価指数です。

(日本では「ニューヨークダウ」「ダウ平均」「ダウ工業株30種平均」などと呼ばれます。)

工業株30銘柄を対象とした平均株価指数で、米国の各セクタ-を代表する優良銘柄30社によって構成されています。(ウォール・ストリート・ジャーナル紙の編集陣が銘柄入れ替え等を行います。)

工業といっても、、、アップルやマイクロソフト(IT)から、ゴールドマンサックス(金融)・マクドナルド(外食)・ナイキ(製造)まで採用されています*ので、「米国の主要企業を対象としている」という認識をしておくと良いですね。

※2020年4月時点

なお、1896年5月26日に誕生し、初値は40.94ドルと言われています。

S&P500とは

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している、米国の代表的な株価指数です。

ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から、代表的な500社を選定し、その平均値をベースに算出しています。

500社の構成は、「工業株400種」「運輸株20種」「公共株40種」「金融株40種」となっており、採用銘柄は約40業種に及びます。

ニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしているため、米国の株式市場全体の動きを表す指標として機関投資家などに広く利用されています。

※米国企業の株価指数であることが意図されていて、上記の証券取引所の上場銘柄であっても、米国企業でないと判断された銘柄は対象外になります。

なお、1941年~1943年における平均指数を10として算出されているようです。

ナスダック(NASDAQ)総合指数とは

米国の新興企業向け株式市場の株価指数です。

「NASDAQ」に上場する、全3,000社以上の株価の平均値を数値化したものです。

1990年代後半以降、NASDAQにはマイクロソフトやグーグルなどのIT関連企業が数多く上場しているため、「電子株式市場」ともいわれており、現在ではIT業界の動向を掴むうえでの重要な指標とされています。

また、S&P500とは異なり、ナスダック総合指数はNASDAQに上場している「米国以外の海外企業」も対象とされているので、世界中の新興企業が集まる株式市場の指数として注目されています。

なお、1971年2月5日の算出開始時点における終値を、基準値100として計算されているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「へ~、ニュースでたまに聞く日経平均とかNYダウって、そういうものだったんだ」

みたいに感じていただけたら、とても嬉しく思います。

株価指数についてなんとなくでも知っておいていただけると、「世の中の経済情勢」を大まかに掴むことができます。

(逆に、金融用語を細かく勉強したからといって、生活に役立つかどうかは微妙だと感じますね…)

既にiDeCo/イデコつみたてNISA等を通して「投資・運用」を始められている方も、これからスタートを検討している方も、ぜひアンテナを立てておくと良いでしょう。

次回の記事では、この2020年4~6月の株価の動きを振り返りつつ、

実際に弊社のお客様が実践されている「長期投資」「つみたて投資」だと、どのような影響を受けるのか、検証してみたいと思います。

「投資・運用を生活に取り入れるうえでの重要なポイント」について理解を深めていただく機会になるはずですので、ぜひご覧くださいね。

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