こんにちは! FPオフィス「あしたば」のファイナンシャルプランナー・安藤宏和です。
今日はふと思ったことを少しだけ。
経営コンサルをお願いしている方とのミーティングで、以下の話題が出ました。
「安藤が独立系FPとして、経営者向けに顧問的な相談サービスを提供しても良いのでは?」
実はこれ、前々から頭をよぎっていたことで、特にここ最近は何度もそう思うことがありました。
私たちを含め金融サービスを提供する事業者は、基本的に「相談料」をいただく文化が定着していません。
銀行、証券会社、保険会社など、相談に行っても(来てもらっても)基本的には「相談すること自体はタダ」ですよね?
「入口の相談は無料にして、その後に金融商品を販売することによって手数料を抜く」
というビジネスモデルが長年染み付いているのです。
事業者側がそんなスタイルだから、顧客・消費者側もすっかり「相談はタダなのが当たり前」という感覚になっていますね。
いつも様々な場面で僕が言うことですが、こうした状況はあまりよろしくないと思います。
だって相談を受けることで、金融の専門家として「知識」「情報」「経験値」を提供しているわけですから、それに対して何かしらの報酬をいただくのは当然のこと。
そうでなければボランティア活動であるか、「価値がないものを提供している」に等しいことになります。
そんな業界というか世の中の慣習に一石を投じるべく!
僕たちはちゃんと相談・教育・情報提供などに対して費用をいただくようにビジネスモデルを少しずつ変えてきました。(まだ保険や証券など金融商品の手数料に頼っている部分も大きいのですが…)
今まで個人顧客がメインだったので、個人は会員制度を導入するなどして報酬をいただくようにしてきましたが、実は「法人の方は明確な相談料が存在しない」ことに気づきました。
法人顧客は企業型確定拠出年金(DC)の導入サポートをするかスポットで金融教育を実施することが多く、「経営者からの相談」に対しては相談料をいただいてなかったのです。
もちろん企業型DC導入自体のサポート費用や金融教育の講師料などはいただいてますし、保険や証券の販売に繋がることもあるので、そこからの手数料収入はあったのですけどね。
僕は、10年以上「独立系FP」としてキャリアを積んできたことによる知識・情報とコンサルティングスキル、個人事業・経営者・士業として蓄積してきた優秀な専門家や経営者とのアライアンスがありますので、経営者からの相談に対して多角的かつ柔軟に解決策を提示できます。
若輩者ではありますが、それなりの「価値」を提供できると自負しています。
それなら、「顧問FP」として経営者に寄り添っていくサービスを明確に設けた方が良いのでは?と思ったわけです。
やはり、無料は良くない。
相談をする側も「無料だからこれくらいか」と真剣度が下がったり、遠慮がちになったりします。
相談を受ける側も「無料だからまあいいか」という気持ちがどうしてもうまれがちで、品質が低下します。
めっちゃ中途半端ですね!
今後は、以下のような分野で経営者のニーズに応え、お悩みや課題を解決できるよう、法人向け顧問FPサービスの導入を早急に検討したいと思います。(FPと関係ない分野でも、安藤が経営者としてやってきたこともどんどんお伝えしようかと)
- 企業型DC・退職金や金融教育など、従業員のお金をふやす新しい福利厚生制度の導入
- 優秀な人財採用・定着のための施策
- 従業員の副業支援
- 助成金・補助金の活用
- 経営者・従業員の病気やケガ、トラブル・災害などに備えるリスクマネジメント
- ITツール活用による生産性向上
- 経営者・従業員ブログによるブランディング、SEO対策
- ビジネスパートナーの開拓
- 新規事業立ち上げ(アイディア、戦略、各種手続き)
- 経営者自身の資産形成、資産運用、タックスマネジメント
- 事業承継、M&A
今回はとりあえず羅列してみましたが、もっと整理します!(なんかいろんなニーズに対応できそうでワクワクしてきました^^)
ありがたいことに、僕のアドバイス・サポートに対して「お金払わなくてもいいの?」と言ってくださる経営者も、これまで結構いらっしゃいました。
きっと、ニーズはあるのではと考えています^^
何でもチャレンジしてみよう!頑張るぞ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
安藤 宏和