こんにちは、FP(ファイナンシャルプランナー)の安藤宏和です。
僕が代表を務めるFPオフィス「あしたば」では、コロナ禍を機にオンラインでの情報発信を強化。
HP上に記事をたくさんアップして、一般生活者の検索によるアクセスを増やしてきました。
始めて半年くらいはほぼ僕が書いていましたが、2020年末からはライターさんに記事執筆業務を委託するようにもなりました。
そのキッカケとなったのが、「未経験からライターをしてみませんか?」という趣旨のこの記事。
「FPオフィスがライターを募集するって珍しいだろうし、興味を持ってくれる人もいるかもな~」
というなんとなくの思い付きでアップしたのですが、驚くほど応募が来まして。
金融・経済や日常生活のお金に関する記事を書いていただく業務ですが、金融機関での勤務経験がある人だけでなく、経験はなくともFP資格をお持ちの方ほとんど。とても優秀な方からの応募ばかりでした。
今ではあしたばを支える貴重な戦力になってくれています!(しかも、そのうち一人はテレワーク事務スタッフとして採用させていただき、大活躍中☆)
応募してくださった方々は様々なバックボーンをお持ちでしたが、「FPの資格を活かせる副業を探していた」「今は専業主婦だが、FPの資格をいかして少しでも収入を得たい」といった、“副業or兼業”でFP資格を活かしたいという方が多い印象。
そう考えるうちに、ワクワクモードに突入しました(笑)
そこで気になったのが、FP資格を活かして副業をしたい人はどれくらいいるの?というテーマ。
毎年のFP資格取得者数を見てみましょう。
とりあえず今回は金融機関未経験者or金融機関に勤務する若手を想定して、初球にあたるファイナンシャル・プランニング技能士3級資格の取得者数をピックアップしてみました。
試験実施機関は日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)で、合わせると毎年7~9万人ほどの新規取得者がいるようです。
公表されている約20年前の2002年~のデータで、合計135万人の資格取得者!
さすが人気資格の一つと言われるだけあります。
でも実は、FP資格を副業に活かすのはとても難しいというのが現状といって間違いありません。
3級より上の2級・1級や、FP協会の認定資格であるAFP・CFP(R)までステップアップして初めて、金融機関での勤務で活かせるといわれていますし、ほとんどが正社員です。
また、個人事業で副業FPを始めるのはもっと至難のわざ。
実際のFP業務に従事している人のうち、「独立系FP」といわれる人の割合は10%というデータもあります。
う~ん、本当に勿体ない。もどかしい現実です。
ただ、コロカ禍の影響もあって副業に興味を持つ人が増えているのと、資格取得などスキルアップ・キャリアアップに意欲的な人が増えているのはありません!
(前述のFP3級試験の受験者数は、2019年と2020年比で1万人ほど増えています)
人材各社の調査にもありましたが、副業容認企業が増えているのも追い風。
これから「副業をしたい」「FPの資格を取得したい」という人が増える可能性が高いわけですから、
それらを掛け合わせると「FPの資格を活かして副業したい」という人も増えそうですよね?
副業×FP
このテーマで、もっと多くの人のお役に立ちたいと考えています!
それがうまくいけば、多くの副業FPの収入が増え、その先にいる生活者の資産形成サポートも広がり、長期投資を始める人が増えてその人の資産増と消費増、日本経済の活性化にまで繋がると思います。
僕は本気です。頑張りますよー!
最後までお読みいただいたあなたも、ぜひ、ご意見等をお聞かせくださいm(__)m
いつもありがとうございます。
安藤 宏和