書籍DIE WITH ZEROを読んで衝撃を受けてから1ヶ月弱で、独立系FPの仕事にどう取り込んでいくか、だいぶ考えがまとまってきました。
以下は、まず同書籍を読んでの気付きを「じぶん会議メモ」にまとめた抜粋です。
みんな勿体ないよ!漠然とした将来への不安とか節約志向で、ただひたすら貯めこんでるだけなんて。それを俺も少なからずやってきたわ。
今まで資産形成専門FPとしてお金ふやすことばかり提案してきたけど、「今使うべきことにもっと使って良いんだよ!」と伝えてあげられなかった後悔。自分自身もできていないことがまた情けない。
ていうか、FPもIFAも保険代理店もだれもそんなの伝えてないし、自らも実践してない。みんな貯めさせる・ふやさせる、そのうちいくらかもらうだけ。(そもそもふやすどころか搾取してる人たちは論外だが)
自分自身も同じことをしてた。それじゃ差別化できない。「意義ある使い方」「使うべきタイミング」を教えてあげないと!
この思いを自分なりに言語化して、試しにいろんな経営者やFPに話すなどアウトプットしてみたのですが、伝える人にはかなりの確率で共感していただけます。
「ああ、やっぱ俺は本気で伝えていきたいことがあるんだ」と確認できました。
DIE WITH ZEROとの出会いを通じて、FPとして伝えたいと思ったこと
DIE WITH ZEROは直訳すると「ゼロで死ね」ということになりますし、死ぬまでに使い切ることが絶対良い!というメッセージを伝えてきたわけではありません。先日のブログにも書いたのですが
「今しかできないこと・今したほうが価値が高まることにお金を惜しみなく使いましょう!そこで得られる思い出が、きっと人生をより豊かなものにしてくれますよ」
ということです。
DIE WITH ZEROという言葉がキツ過ぎますし(キャッチーなので相手の記憶に残るのは良い面なのですが)、誤解を招きたくないので、DIE WITH ZEROは今後前面には出さないと思います。
僕なりにまとめた今後の方向性として、「お金に縛られない生き方」を伝えていくFPになりたいと本気の本気で決めました。
「お金に縛られない生き方」を伝えていくFPとして、唯一無二の存在になる!
これまで通り、主に企業を介して多くの人に金融教育を伝えていくのは変わりません。
しかしながら、ただ資産形成の必要性や投資のやり方を説くのではなく、「そもそもお金に縛られなくて良い!」というメッセージを強く伝えていきたいと思ったのです。
他のFP等との差別化になるというももちろんありますが、自分がお金を稼ぐようになった15歳の時から社会人になって以降も全くといって良いほどできてなかったので、自戒の念も込めてマジで伝えたい!そう考えました。
実のところ、これまでも使命感を持ってやってきましたが、これまでにないお金を稼ぐという成果以上の「FPとしての使命」が初めて見つかった気がします。本当に。
身近に弊社の涼子FPがお金に縛られることなく生きてる感じがしますし、お世話になっている経営者など本当にお金に縛られず(すごく稼いでいるからとかではなく)人生を謳歌している人もいますが、そういう人はごく稀なので、引き続きそんな方々にインタビューを続けながら行動していきたいと思います。
求ム、仲間!!
最後に、これまで同じ目標を持って共に歩んでいく仲間=FPを探し求めてきましたが、「一緒に金融教育やろう」だけじゃ弱かったと思います。
現代資本主義の下では、「お金に縛られない生き方」を誰もが根源的な欲求として持ってるはず。
多くの人が持つ将来への不安を解消し社会課題を解決するためにも、「お金に縛られない生き方」を伝え、サポートできるFPになろう! それを実現できたら、間違いなく唯一無二の存在になれますよ!!
「お金に縛られない生き方」を伝えていけるFPやアドバイザーは、僕が知り得る限りほぼ皆無。圧倒的なブルーオーシャンです。
少しでも共感してもらえる人は、私たちと一緒に「唯一無二のFP」になりましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
安藤 宏和