実は、わたくし福永はコーヒーが大好きで、
6~7年前から毎月1回(現在は2か月に1回)第4水曜日に、コーヒーを自由に愉しむサークル「ふくみみ」を、運営しています。
今日はなんと75回目!
主に、自宅マンションの集会所を利用して、参加メンバー持ち寄りのコーヒーを淹れてシェアする時間を持つ。
シンプルにそれだけです。
参加メンバーの縛りはありません。
老若男女、コーヒー好きでも嫌いでも、どなたでもお仲間になっていただけるスタイルです。
現在、小学生~70代まで幅広いお仲間がいます。
職業もみなそれぞれなので、コーヒー店主もいれば、子育て中の主婦、パート勤め、年金生活者、そして私はFPと、不思議な集まりになっているかもしれません😊
コーヒーをとおして、色々な人間模様も垣間見られる時間でもあります。
今日のコーヒー
今日も持ち寄りのコーヒーが複数ある中で、珍しいものが2点。
台湾珈琲
まさに台湾産のコーヒーです。
台湾と言えば、お茶の産地で有名ですが、最近はコーヒーも栽培されるようになっていて、コーヒー文化もブームになっているようです。
カフェも多くて、日本よりも進んでいるのでは?という声もちらほら。
「台湾蛍之光」
地域:台湾中西部 雲林古坑
標高:800m
年間降雨量:2500mm
品種:ティピカ
精製方法:Washd
印象は、柔らかい口当たり、お茶のような(プーアル茶?ウーロン茶?)風味。
奇抜な感じではなく、控えめです。
食事に合いそうですね。
台湾産のコーヒーの流通量は多くなく、日本ではなかなか出会えない希少なお豆です。
お値段のなかなかのものです笑
台湾珈琲が、中国茶のような風味を感じるのは、もともとお茶を栽培していた畑でコーヒーを育てることも多く、土壌や気候なども影響して風味が似るのでは?とも言われています。
中国の雲南地域で栽培されるコーヒーも、不思議とウーロン茶のような風味があります。
気のせいかもしれませんが、そうでない気もします。
ブラジル フルッタ メルカドン
コーヒー生産高世界第1位のブラジル産のコーヒーです。
今流行りのアナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)という精製過程での発酵プロセスを経ているお豆です。
アナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)とは?
「嫌気性発酵」処理は、もともとはワインの醸造で行われている手法。
通常コーヒー生豆も精製する際に発酵させる工程はあるが、密閉せず空気に触れる状態で行われる(好気性発酵)。
それに対して、アナエロビックファーメンテーションは、密閉して空気に触れさせない嫌気性の微生物のみによる発酵のこと。
Brazil Fruta Mercadao
地域:ブラジル
標高:1080m
品種:ブルボン・カツアイ
精製方法:Natural
※Fruta Mercadaoとは、ポルトガル語で「果物市場」のこと。
香りがとても甘いです。フルーティーな香り。
ナチュラル精製の独特な香りがさらに強くなっている印象です。
でも、飲んでみるとあまりフルーツの酸味を感じない・・・香りと飲んだ時の印象のギャップにやや驚きました。
(冷めると、また味わいが変わるようですね)
コーヒーが産み出す世界
当時の私が、このコーヒーサークル「ふくみみ」を始めようと思ったのは、
コーヒーを純粋に愉しむ機会に共感する仲間が集って、豊かな時間を創れたら素敵だなという気軽な気持ちがきっかけでした。
どれくらいの人が集まるのか、未知数からのスタートでしたが、
毎回、参加したい人が1人でもいるなら続けようと思いながら、今日まできました。
(いつも6~8名くらい集っています)
関わってくださったたくさんのメンバーのみなさんにいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
コーヒーという飲み物は、歴史的には人々が自由に話して見知らぬ情報に出会う場には欠かせない存在だったと言います。
カフェ発祥のトルコには、
「1杯のコーヒーが40年の思い出をつくる」
という言葉があるとのこと。
1杯のコーヒーを一緒に飲んだ人との思い出や恩は、長く忘れないという意味。
私にも、そういう思い出や恩がいくつかあります。
「あのときの・・・」
と思い出してもらえる場になるように、
たくさんの人の出会いとつながりのきっかけづくりになるように、
コーヒーサークル「ふくみみ」を、これからも続けていきます。
横浜近隣にお住まいの方は、ご興味あればぜひお気軽にご参加くださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。