私たちFPオフィス「あしたば」では、
毎朝約30分程度ですが、日経新聞の読み合わせを実施中です。
参加メンバーは、所属FP、事務スタッフ、ライタースタッフの面々。
オフィスは横浜にありますが、各スタッフは関西や中四国にもいるため、
毎朝オンラインでの開催です。
それぞれが気になった紙面の記事について発表し、意見を述べる場にしています。
金融業界で勤務経験のある人なら、おそらく日経新聞を読むことが習慣になっていたり、
それこそ、職場で読み合わせの時間があったのではないでしょうか?
私たちは、金融業界経験者ばかりではないのと、今月から20代の新入社員も迎えたので、
「日経新聞読むの初めてです!」
というメンバーもいて、様々な視点からの意見も聞くこともでき、とても学びがあります。
何より、毎朝メンバーの顔を見ることができ、言葉を交わすことが個人的には嬉しくて、
各々、画面越しとはいえ、一体感を感じられる幸せのひと時でもあります。
本日の話題
- スペースXの「民間人のみ」宇宙船、3日ぶりに地球に帰還
- ユニバーサルスタジオ北京開業
- 働く高齢者、4人に1人。65歳以上、最多の3640万人。
- ファイザー製ワクチン、5~11歳に有効性確認 低用量接種で
- 世界株安、リスク回避広がる 恒大不安が波及 NY株、一時600ドル超安
- 認知症患者の230兆円資産、凍結防ぐ金融革新
以上の記事を、メンバーでシェアしました!
見出しを見るだけでも、多岐にわたる分野とおわかりいただけるのではないでしょうか。
技術革新、経済効果、社会課題、金融動向、時事問題、
様々な要素が含まれています。
この中で、私は「認知症患者の230兆円資産。凍結防ぐ金融革新」の記事をピックアップしました。
認知症患者が保有する金融資産が2030年度に230兆円にのぼり、家計全体に占める割合が1割になるとの試算があるとのこと。
2020年度時点で、認知症患者が抱える金融資産は156兆円で、すでに39歳以下世帯の金融資産額の117兆円を上回る規模(第一生命経済研究所の推計)とは、やや驚きの数字です。
現状、認知症と判断されれば、その本人の預金を引き出したり運用商品を解約することなどが難しくなり、資産が凍結されてしまいます。
いざという時に困らないように、後見制度や家族信託の活用も検討したいですが、
今後の急速な高齢化社会も鑑みると、事前に備える方法・手段はもちろんのこと、
他にも、その状況と共存しながら解決していけるような商品やサービスも必要なのではないか?
とも思います。
今後の日本にとって、これは大きな課題のひとつになりそうです。
サスティナブルな時間にしたい
実はこの読み合わせタイムは、スタートしてから1ヶ月ほどです。
初めは正直、
「毎朝、ちゃんと続けられるかな?」
という不安もありましたが、
始めてみたら、とても充実の時間だということがわかってきました。
少しでも紙面に目を通そうという意識が高まり、
自分で読むだけだと、つい気になるテーマが偏りがちなのと、
自分の解釈だけで完結してしまいますが、
他のメンバーの視点や意見を聞くことで、「なるほど!」と思うことも多いです。
知らなかったことを学べる機会でもあります。
だからこそ、個人的にはサスティナブルな(持続可能な)時間にしたい!です。
トレンドですし😊
もし、この毎朝の日経新聞読み合わせタイム、気になる方がいらっしゃれば、ゲストご参加も大歓迎です!
ぜひ、お声かけくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。