涼子’s room
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コーヒー

第3回Challenge Coffee Barista

9/28、品川で第3回Challenge Coffee Baristaが開催され、
当日ボランティアサポーターとして参加しました。
私にとって、年に一度の大切なコーヒーイベントです。

このChallenge Coffee Baristaは、障がいのある方たちのバリスタ大会。
https://www.challenge-coffee-barista.org/

「技術の向上」「新しい雇用の創出」を目指すために開催されています。
コーヒーを通して、すべての人がその人らしく活き活きと命を輝かせて生活できる
インクルーシブな社会となることを願い企画されたイベントです。

今年は日本全国から10チームが集いました。
競技はブレンド審査と技術審査の2つの審査を総合して順位が決まります。

ブレンド審査は、あらかじめ指定されている3種類のコーヒー豆を使って、
各チームが事前に配合を考えたブレンドコーヒーを、当日の来場者、競技者全員がブラインドで試飲して、
好きな味を投票します。
私ももちろん、10種類を飲み比べて、一番好きな味に投票しました。

技術審査は、決められた時間内にチームのメンバーが協力しながらコーヒーを淹れ提供までの一連の流れを実践します。
どのチームも、それぞれ個性があって、興味深い。
毎年、時間を見つけては観戦していますが、発見が多いですね!

そこで、印象に残ったことをいくつか。

メイクがとても素敵だった

あるチームの競技者の一人(女性)が、華やかなメイクをして登場しました。
彼女はハンドドリップ担当。
私は、「とても素敵だな~」と素直に思ったのです。

飲食物を扱うという視点では、メイクについては賛否両論あるかもですが、
彼女にとっては一世一代の大舞台。

自分のチームのコーヒーを披露する晴れ舞台。
きっと気持も高めるために、みんな私達の実演を観て!という思いもあったはず。

周りの空気がパッと明るくなるし、私も元気をもらえました。
素直に「いいなあ」と。

彼女の緊張度合いは、表情や所作からも十分伝わってきたけれど、
この競技に対する意気込みも、それ以上に伝わりました。

それぞれの個性を励まし合って

そしてもうひとつ。

それぞれのチームは複数のメンバー(2~5人くらい)で構成されていて、チームワークも競技の審査対象となります。

みんな違った個性があって、自己表現を上手にできる人もいれば、うまくできない人もいる。
笑顔で自然にできる人もいれば、それが難しい人もいる。

とあるチームで、ひときわ輝く笑顔の人がいて、まさにチームのムードメーカー。
その隣には、とても真剣な硬い表情で自分の役割を果たすべく一所懸命の姿の人がいて、
その隣には、「大丈夫?」と目を見つめながら「OK!!」と優しく声をかける人がいて。

みんなそれぞれの個性があって、それぞれが補い合っている空気感が本当に素敵でした。

このあたりの感覚は、文章ではなかなか上手に表現できず歯がゆいですが、
毎回、サポーターとして参加させていただくたびに、
いつも、忘れかけている何かを思い出させてもらえるというか、原点回帰できる機会です。

コーヒーが産み出してくれる幸せ


コーヒー業界に身を置いていない私にとっては、
今回のようなイベントはコーヒーラバーの仲間に出会える貴重な機会であり、
今回もたくさんの素敵な繋がりができて、本当に嬉しい時間です。

サポーターとして、大学生の皆さんもたくさんいらっしゃり、
てきぱきと動かれる姿にも、ただ感心するばかりで。

競技者の皆さま、実行委員の皆さま、サポーターの皆さま、協賛いただいた皆さま、来場およびオンラインで観覧された皆さま、他関係各所の皆さま。

ただのコーヒー好きの私を仲間として迎え入れていただき、いつも心から感謝しています。
ありがとうございます。

来年もぜひ!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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