涼子’s room
FPオフィスあしたば FP福永涼子のブログ
ひとりごと

「美しい」を美しいと感じられることの幸せ

半年ぶりのブログ更新です!
さぼっていてすみません(^-^;

毎年3月下旬~4月頃は、弊社オフィスのすぐそばにある横浜スタジアム周辺の花壇が、
色とりどりのチューリップで賑やかになります。

なかなかのボリュームで気分も上がり、且つ癒される時期が今年もやってきました。
個人的に、チューリップは大好きな花です。可愛いですよね。

今年もとても綺麗ですよ!


コロナ禍で外出自粛の時期が続いていた昨年、一昨年も、
いつもと同じようにチューリップが咲き乱れていましたが、観賞する人の数はまばらでした。

「こんなにキレイに咲いているのに、もっとみんなに観てもらえたらいいのにな・・・」
と思っていましたが、
今年はたくさんの人の笑顔が、花壇の周りで見受けられます。

よかった!
チューリップたちもきっと喜んでいるはず。

横浜スタジアム周辺では、スプリングフェアも開催中です。
みなさん、ぜひ足を運んでみてくださいね。

ある春のこと


実は、咲き乱れた美しい桜を見て「美しい」と思えず「強いな」と感じたことがあります。

それは2011年、東日本大震災の直後の桜。

被災地の状況は相当なものであったことはさることながら、
横浜では計画停電の実施や買い占め等による物不足など、いつもの日常とは異なる日々がしばらく続いた時期がありました。

そんな折に咲いている桜を観て私は、
「被災地で悲しい思いや大変な思いをしている人が大勢いても、桜は何事も無かったように咲くのね・・・」と。

当時の桜に救われる思いになったり元気をもらえた方も、きっといらっしゃったことでしょう。

ですが私は、無情だな~というくらいの思いで眺めていました。

世の中で何が起ころうとも、時は過ぎ、季節は変わらず巡るのだと。

ある秋のこと


弊社オフィスは、日本大通りというイチョウ並木の通りに面している場所にあります。

金色のイチョウが美しい時期に、純粋に「美しい」と思えず「悲しい」と感じたことがありました。

数年前の秋のことです。

公私ともに様々なことが降りかかってきていた時で、
「いつもは美しいと感じて胸が躍るのに、美しいと思えない。むしろ悲しい。」と。

毎年、イチョウが色づく時期が来るのが楽しみで、素敵な場所に職場があることが自慢なのですが、
その年は全くそんな気持ちになれなかったのです。

でも、その時にふと思いました。

「美しいものを美しいと感じるのはあたりまえのことと思ってきたけれど、実は幸せなことなんじゃないか?」

あたりまえのことが幸せ

「いつもの日常があることが幸せ」
「普通の毎日はあたりまえではない」
というような言葉を聞くことがありますが、

私は、普段からそばにある草花や木々の存在から、その意味を少し理解させてもらえた気がしています。

美しいものを美しいと感じる、
美味しいものを美味しいと感じる、
ありがたいことをありがたいと感じる、
悲しいことを悲しいと感じる
・・・などなど。

あたりまえに感じられることこそ、実は幸せなのだ。

かわいい色とりどりのチューリップをきれいだな~と愛でながら、感謝の念とともに、

あたりまえの毎日が続くことを願う今日この頃です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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