安藤宏和は、これまでのファイナンシャルプランナー&資産形成アドバイザーとしての在り方を大幅に見直すことにしました!
キッカケは「DIE WITH ZERO」という書籍との出会いです。
これには、嘘偽りなく今まで読んだ書籍の中で最大の衝撃を受けました。
多くの人が、お金について「貯め方」「ふやし方」「守り方(減らせない方法)」を知りたがりますし、金融機関の営業担当者や保険代理店、FPなどもそれをアドバイスします。
僕自身、そうでした。
でも、この書籍を読んで「人生においては、お金の使い方のほうが遥かに大事だ!」ということに気づかされました。
「お金の使い方」ってほとんどの人が教えてくれないですよね?
無駄遣いはするな、キャッシングやリボ払いはするな、くらいは家庭で習うかもしれませんが、お金の“価値ある”使い方を習う機会はほぼないと思います。
実際、僕がFPとして多くのご相談を受ける中でも、使い方を考える前に「とにかく将来への漠然とした不安があってひたすら貯めこむ」というケースが多いです。
しかし、実際にその不安が現実となって資金が枯渇したり借金したりするケースはごく僅か。自己破産となれば限りなくゼロパーセントに近いと思われます。
病気やケガ、失職、犯罪やトラブルに巻き込まれるなど、
「何かあった時のために」とみなさん貯めこみますが、ほとんどの場合その「何か」を経験することなく一生を終えるわけですね。
そう考えると、発生する可能性が極めて低いことのためにせっせと貯蓄をするより、今この瞬間の大切なことのためにどんどんお金を使うほうが、よっぽど価値があります。
パートナーや子供と今まで行ったことないような場所に旅行へ行く
普段食べない高級な料理を食べてみる
そうしたかけがえのない「経験」にお金を使うほうが、人生の充実度を高めてくれるのは間違いないでしょう。
なんでもかんでも高いものを買え!値段なんて気にせずとにかく使いまくれ!
とかそう意味ではなく、繰り返しますが「価値ある」ことは先送りしたり我慢することなく、お金を使ったほうがいいのでは?ということです。
お金の使い方すなわち「お金との向き合い方」は、正直なところ僕自身がFPになってから10年以上ずっとモヤモヤしてきたことで、上記の考え方は改めて持つべきだと痛感させられました。
この考え方を教えてくれる存在が今この時代に、どの世代においても求められている気がします。
僕はその存在になろう!と心に誓ったのでありました。
久しぶりに自分が大きく変わることができるだろうという期待感・高揚感で胸がいっぱいです。
こうなった時の安藤宏和は強い。必ず変わることができる。具現化する!
自分のことをそう信じています。
大好きな講師の仕事をそのままライフワークにできるし、もはや既に実現したような気分。
さあやるぞ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
安藤 宏和